【症例】上眼瞼形成術(たるみとり+ふたえ形成+眼瞼下垂)〈case.014〉
※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。
◎目の見開きをよくして目尻側のかぶさり感をすっきりと整えました。
【20代女性】上眼瞼形成術(たるみとり+ふたえ形成+眼瞼下垂) 術前/術後6か月

目のひらきが改善し、目尻側のかぶさり感も解消されました。

まぶたの傷あとは、二重のしわのようにみえるため目立ちません。
《手術前の状態と希望》
・もともと奥二重だったが、半年前に埋没法を受けた
・形は気に入っているが目尻側の皮膚のかぶさりが気になる
・黒目がもう少し見えるようにしたい

《デザイン》
□二重の幅 : 7㎜(まつげの生え際からの距離)
□皮膚の切除 : 2㎜幅
□外側のかぶさり感について : 目尻側の皮下(点線部分)で眼輪筋を切除しボリュームとかぶさり感を軽減。
【上眼瞼形成術とは】
《上眼瞼形成術(じょうがんけんけいせいじゅつ)》はふたえの形、たるみ、目の開きや黒目の見えかたをいちどに改善させることのできる手術法で、《blephaloplasty/ブレファロプラスティ》ともいわれます。

【上眼瞼形成術でできる3つのこと】
上眼瞼形成術では3つの治療を同時におこなうことができます。
①まぶたの開きを改善させる《挙筋前転法》
②まぶたのたるみをとる《上眼瞼徐皺術》
③ふたえの形をととのえる《二重瞼形成術》

【①まぶたの開きを改善させる《挙筋前転法》】
下がったまぶたを上がりやすくすることで目の開きを改善させます。意識して見開いたり眉を上げなくても楽に目が開くようになります。無理に目を開けようと眉毛を上げる必要もなくなるため、おでこのしわもできにくくなります。
関連コラム:《挙筋前転法》でみられる3つの変化
【②まぶたのたるみをとる《上眼瞼徐皺術》】
まぶたのあまっている皮膚をとりのぞくことですっきりとした目元に整えます。皮膚の厚みやあまりかたは年齢差や個人差があります。ブジーを使ったシミュレーションで不自然にならないような形にデザインすることがポイントです。
関連コラム:美しいブレファロプラスティのためのデザイン
【③ふたえの形をととのえる《二重瞼形成術》】
ふたえまぶたの《全切開法》とおなじ方法で二重のラインを固定します。デザインによって二重の幅や形が変わります。《上眼瞼形成術》では目の開きが改善して二重の引き込みがふえることで、もとの幅で切開するとふたえの幅が狭くなります。デザインやたるみの除去などによりふたえの幅を調整します。
・二重の幅を変えたくない→二重の幅を広くデザイン or たるみをとる
・二重の幅を広くしたい→二重の幅を広くデザイン and たるみをとる
・二重の幅をせまくしたい→もとの位置でデザイン

【上眼瞼形成術とは】
①《挙筋前転法》による目の開きの改善
②《上眼瞼徐皺術》でまぶたのたるみをとりのぞく
③《二重瞼形成術》でふたえの形をととのえる
の3つを同時におこなうことができる手術治療です。

【ダウンタイム】
《手術直後》
手術や麻酔による腫れが目立ちます。目を閉じると縫合糸がみえます。腫れのピークは2,3日目です。この時期にしっかり冷やし安静にすることで腫れを少なくすることができます。腫れの程度は体質やまぶたの状態にもよるので個人差があります。
《術後5日》
抜糸直後の状態です。腫れがまだ残っています。目を閉じると傷はやや凹凸があり赤みもみられます。腫れかたとしては平均的な経過です。個人差があるためもう少し腫れが目立たない〜もう少し目立つ場合があります。
《術後1か月》
腫れはかなりひいていますが、朝やむくんでいる日はまだすこし腫れた感じが気になる時期です。傷あとは赤みやくい込み感がみられます。傷あとの反応も個人差が大きく、この症例は平均的な経過といえます。
《術後3か月》
腫れがほとんどなくなる時期です。傷あとの赤み、くい込み感がうすれてきました。傷あとは早くて3ヶ月、長いと1年ほどで赤みやくい込み感が落ち着きます。

《術後6か月》
傷あとの赤みやくいこみがなくなり完全に落ちついた状態です。この時期に手術の効果を判定します。もし希望した結果と異なる点がある場合には修正の手術について相談します。

関連コラム:まぶたの手術、ダウンタイムと過ごし方
【費用について】
※手術方法や腫れなどの経過はお一人おひとりの状態やご希望により異なります。手術を希望される場合や、費用の見積を希望される場合、まずは当院で担当医の診察をお受けいただくようお願いいたします。
※他院で治療後の修正を希望される場合、まずは一度ご来院ください(参照:二重の他院修正について)
【起こりうる合併症、リスク、副作用】
出血、感染、薬剤のアレルギー、ドライアイ症状の一時的な悪化、ご自身の術後イメージと手術の結果が一致しないことがある、他
【担当医について】

この症例を担当した外科医は十分な経験と知識を有するエキスパートに与えられる日本専門医機構および各学会の専門医です。
《外科医》 山下 明子
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
お問い合わせ・ご予約
TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.
※費用はすべて消費税込みで表示しています。
※厚生労働省のガイドラインに準拠し治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、 術前・術後の写真を掲載しています。

執筆
山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko
顔のクリニック金沢 院長
経歴:
岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師
形成外科 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師
【症例】二重瞼全切開法(幅広めの末広型)〈case.009〉
※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。
◎広すぎる不自然な目にならないように整えた幅広めの末広型
【20代女性】二重瞼全切開法(幅広めの末広型) 術前/術後6か月


【症例】二重瞼全切開法
《ご要望》
・広すぎない広めの二重にしたい
・平行型にしたい
・目頭切開は希望しない
・左右差も改善したい
《術前の状態》
・ひとえまぶた(奥ぶたえのラインなし)
・目頭の形の左右差(右のほうがもうこひだが張っている)
・骨格の左右差によるまぶたの左右差
・かるいさかまつげ
《手術の内容》
・二重瞼全切開法
・デザイン:ふたえの幅9㎜、皮膚切除2㎜幅、目頭のもうこひだの下にふたえのラインが入る末広型。
・二重ラインを固定する方法:眼窩隔膜による固定法

《眼窩隔膜》による固定法は、もともとふたえまぶたの人で発達している《皮膚穿通枝》といわれる構造を再現する手術です。上の図でまぶたを開ける筋肉から連続している《挙筋腱膜》という膜状の組織がまぶたの表側に向かっている部分が《皮膚穿通枝》です。目を開けるときにこの部分が引き込まれるため自然な二重のひだができます。この《皮膚穿通枝》を再現するため、《挙筋腱膜》とつながっているうすい膜《眼窩隔膜》を利用します。

単に皮膚を切開して余分な脂肪を取り、縫い合わせるだけの固定法は、目を閉じたときにふたえのラインが食い込んで見えるのに目を開けたときの二重ラインの引き込みが浅くなりやすいという欠点があります。そこで、《眼窩隔膜》を二重ラインをつくりたい部分に固定することで、まぶたを閉じた時はくい込みがなく、ひらいたときいはしっかりと二重ラインが引き込まれる、自然な動きのあるふたえを再現することができます。
Q:できるだけ幅の広い二重にしたいのですが、どのくらいまでなら不自然になりませんか?
A:目を閉じた時のふたえの幅で8㎜くらいまでであればほとんどの方で自然な幅広ふたえにできます。もう少し広くしたいときは、薄いまぶたであれば9〜10㎜程度までであればそれほど不自然にならずに幅を広くできることもあります。目を閉じたときに10㎜をこえるような幅広ふたえは不自然になりやすいです。実際にはブジー(針金のような器具)をつかったシミュレーションで不自然にならない幅を確認していただくことが可能です。

【費用について】
※手術方法はお一人おひとりの状態やご希望により異なります。手術を希望される場合や、まずは当院で医師の診察をお受けいただくようお願いいたします。

【起こりうる合併症、リスク、副作用】
出血、血腫、感染、眼瞼下垂、ご自身の術後イメージと手術の結果が一致しないことがある、他
お問い合わせ・ご予約
TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.
※費用はすべて消費税込みで表示しています。
※厚生労働省のガイドラインに準拠して治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、 術前・術後の写真を掲載しています。

執筆
山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko
顔のクリニック金沢 院長
経歴:
岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師
形成外科 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師
【症例】二重瞼、全切開法〈Case.002〉
※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。
◎形成外科専門医の経験と確かな技術で自然でナチュラルながら幅広めの末広ふたえに
【20代女性】二重瞼、全切開法 術前/術後6か月

幅広めの末広型が希望でした。不自然にみえない範囲で最大限に幅を広げつつ雰囲気に合った自然なふたえに整えました。

手術名:二重瞼、全切開法
手術の説明:皮膚を切開し、皮下にある眼輪筋や脂肪のボリュームをととのえ、眼窩隔膜をつかって皮膚穿通枝を形成することで切開したラインに自然ながらもくっきりとした二重をつくる手術です。
手術の副作用(リスク):出血・感染・薬剤のアレルギー、眼瞼下垂、左右差が残るなど
料金:料金表をみる
ダウンタイム
手術直後→術後1週間→術後1か月

ダウンタイムを軽減するために
顔のクリニック金沢ではさらなるダウンタイム軽減のためにさまざまな取り組みを行っています。
①縫合糸の目立ちにくい「特殊連続縫合」
②切開と止血が同時におこなえる「高周波メス」
③痛み長時間にわたりおさえる麻酔薬「ポプスカイン」
④腫れを予防する「止血剤」
⑤術後の院内での「クーリング」
【さらに詳しく】ふたえ全切開のダウンタイムと準備しておくとよいもの
【症例の担当医】
山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko
顔のクリニック金沢 院長
経歴:岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師
専門医資格等:
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師
【ドクターからのコメント】

形成外科専門医、JSAPS美容外科専門医の豊富な経験と繊細で丁寧な外科手技でみなさまの期待以上の結果を!
◎まぶたにあわせた精密なデザイン
◎腫れを最小限にする繊細な技術力
◎まぶた手術の豊富な経験
★こだわりポイント★
1. 繊細で丁寧な外科手技
形成外科専門医として顕微鏡による「マイクロサージャリー」を数多く経験してきた高い外科技術で自然なまぶたに整えます。
2. ナチュラルな仕上がり
皮膚穿通枝の形成によって目を閉じるとくい込みなし、目を開けたときはしっかりラインができる、自然ながらもくっきりとした自然のふたえに近いラインを実現します。
3. 痛みが最小限
長時間作用する局所麻酔を使用し、痛みを最小限におさえます。
4. ダウンタイムが最小限
ダウンタイムを軽くするためにできるあらゆる取り組みをおこなうことで最小限のダウンタイムを実現します。
お問い合わせ・ご予約
TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.
※費用について(自由診療) 料金表を見る
※厚生労働省のガイドラインに準拠して
治療の内容、合併症やリスク、費用について記載したうえで
術前・術後の症例写真を掲載しています。
お問い合わせ・ご予約
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10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.