術後の腫れ、むくみ予防のための
漢方薬について
顔のクリニック金沢では腫れなどのダウンタイムをできるだけ軽減するための手術のアフターケアにもエビデンスにもとづく治療、機器などをを導入してきました。
2026年4月からは手術のオプションとして新たに2種類の漢方薬の処方を開始しました。手術後に内服を希望される方にお渡ししています。

治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)
治打撲一方は、日本で創製された漢方薬で、打撲や捻挫による腫れや痛みに対して用いられます。血流改善と消炎作用により、内出血や疼痛の軽減を図り、深部組織の回復促進効果も期待されます。手術のあとの腫れ、痛み、内出血にも◎

●配合されている生薬
桂皮(ケイヒ)
川芎(センキュウ)
川骨(センコツ)
樸樕(ボクソク)
甘草(カンゾウ)
大黄(ダイオウ)
丁子(チョウジ)
●術後に期待される効果
・痛みをやわらげる
・腫れをおさえる
・内出血をおさえる
●内服のしかた
1日2回(1回1包、2.5g)
朝・夕食前(手術当日の夜から開始)
●費用
治打撲一方 1日2回(7日分) 2,200円
柴苓湯(さいれいとう)
柴苓湯は、体内の水分バランスの乱れを整える漢方薬で、むくみや尿量低下、下痢、食欲不振などに用いられます。水分代謝を改善し、余分な水分を排出するとともに、軽度の炎症を抑える作用があります。
小柴胡湯と五苓散を組み合わせた処方で、消化器症状から浮腫性疾患まで幅広く応用されます。手術のあとの浮腫、滲出液貯留など、水分貯留が関与する状態に対して有用とされています。また、気の流れを改善する効果から不安、ストレスへの効果も期待されます。

●配合されている生薬
柴胡(サイコ)
沢瀉(タクシャ)
半夏(ハンゲ)
黄芩(オウゴン)
蒼朮(ソウジュツ)
大棗(タイソウ)
猪苓(チョレイ)
茯苓(ブクリョウ)
甘草(カンゾウ)
人参(ニンジン)
桂皮(ケイヒ)
生姜(ショウキョウ)
●術後に期待される効果
・むくみを予防する
・炎症をおさえる
・不安やストレスをやわらげる
●内服のしかた
1日2回(1回1包、3g)
朝・夕食前(手術当日の夜から開始)
●費用
柴苓湯 1日2回(7日分) 5,500円
ごあんない

・術後に漢方薬の内服を希望される場合は、予約時もしくは手術当日にお申し出ください。
・「治打撲一方」「柴苓湯」いずれか一方のみ、もしくは両方の内服、のいずれも可能です。
・2剤を併用する場合は同時に内服しても問題ありません。味が混ざるなどで気になる場合には5分ほど間隔をあけて内服してください。
・期間は腫れが目立ちやすい術後7日間で飲みきり終了となります。
・きずあとの赤みや硬さが気になる場合には抜糸の日から「トラニラスト」の処方が可能です。希望される場合はお申し出ください。
・当院で処方する「治打撲一方」「柴苓湯」「トラニラスト」はいずれも院内でお受け取りいただけます。
お問い合わせ・ご予約
9:50 ~12:30、13:30~17:50(木、日、祝のぞく)
TEL:076−239−0039