【症例】二重まぶた・全切開(自然な幅広の末広型)〈case.009〉
※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。
◎広すぎる不自然な目にならないように整えた幅広めの末広型
【20代女性】二重瞼全切開法(幅広めの末広型) 術前/術後6か月


【症例】二重瞼全切開法
《ご要望》
・広すぎない広めの二重にしたい
・平行型にしたい
・目頭切開は希望しない
・左右差も改善したい
《術前の状態》
・ひとえまぶた(奥ぶたえのラインなし)
・目頭の形の左右差(右のほうがもうこひだが張っている)
・骨格の左右差によるまぶたの左右差
・かるいさかまつげ
《手術の内容》
・二重瞼全切開法
・デザイン:ふたえの幅9㎜、皮膚切除2㎜幅、目頭のもうこひだの下にふたえのラインが入る末広型。
・二重ラインを固定する方法:眼窩隔膜による固定法

《眼窩隔膜》による固定法は、もともとふたえまぶたの人で発達している《皮膚穿通枝》といわれる構造を再現する手術です。上の図でまぶたを開ける筋肉から連続している《挙筋腱膜》という膜状の組織がまぶたの表側に向かっている部分が《皮膚穿通枝》です。目を開けるときにこの部分が引き込まれるため自然な二重のひだができます。この《皮膚穿通枝》を再現するため、《挙筋腱膜》とつながっているうすい膜《眼窩隔膜》を利用します。

単に皮膚を切開して余分な脂肪を取り、縫い合わせるだけの固定法は、目を閉じたときにふたえのラインが食い込んで見えるのに目を開けたときの二重ラインの引き込みが浅くなりやすいという欠点があります。そこで、《眼窩隔膜》を二重ラインをつくりたい部分に固定することで、まぶたを閉じた時はくい込みがなく、ひらいたときいはしっかりと二重ラインが引き込まれる、自然な動きのあるふたえを再現することができます。
Q:できるだけ幅の広い二重にしたいのですが、どのくらいまでなら不自然になりませんか?
A:目を閉じた時のふたえの幅で8㎜くらいまでであればほとんどの方で自然な幅広ふたえにできます。もう少し広くしたいときは、薄いまぶたであれば9〜10㎜程度までであればそれほど不自然にならずに幅を広くできることもあります。目を閉じたときに10㎜をこえるような幅広ふたえは不自然になりやすいです。実際にはブジー(針金のような器具)をつかったシミュレーションで不自然にならない幅を確認していただくことが可能です。

■この手術についての説明
この治療は、上まぶたを切開して、二重のラインをつくる手術です。
方法
1.手術当日、ブジーを使ったシミュレーション等で希望するまぶたの形を再度確認し、切開ラインをデザインします。
2.局所麻酔で治療を行います。極細の針を使ってまぶたに局所麻酔の注射をします。麻酔が十分にきいていることを確認してから手術をはじめます。
3.二重をつくる線に合わせて切開し、細い糸でふたえのラインを固定します。切開した部分を細い糸で縫合します。
一般的な経過
・切開したきずあとは残りますがほとんど目立ちません。
・5〜7日後に抜糸をします。
・腫れには個人差がありますが、通常ピークは1、2日目です。完全に落ち着くまで2〜3ヶ月かかることがあります。腫れている間は、重瞼幅(ふたえの幅)が広く見えます。
・まぶたに内出血(あざ)が出ることがあります。内出血が出た場合は消えるまで最長で2週間ほどかかります。
・当日から洗顔や短時間のシャワーは可能です。ただし、強くこすったり、押さえたりしないようにして下さい。
・当日は飲酒や、運動、長風呂、サウナは避けて下さい。
・アイメイク(アイシャドウ、アイライン等)は抜糸の翌日まで避けて下さい。また、コンタクトレンズの使用は4週間避けて下さい。睫毛パーマ、睫毛エクステンションは術後1か月目以降可能です。
・抜糸は外側の糸のみで、中に残した糸は体に残りますが2〜3か月で溶けて吸収されます。
■合併症、副作用について
・アレルギー
術中術後使用薬などによる各種アレルギー反応(稀にアナフィラキシー反応などの重篤なアレルギー反応)。
・出血
出血は通常ほとんどありませんが、内出血が出る場合があります。
・感染・異物反応
ふたえの固定に使う糸は吸収糸(溶けてなくなる糸)で体の中に残しても害のないものですが、ごくまれに感染や異物反応(赤くなる、しこりになる、等)を起こすことがあり、その際は糸を除去する必要があります。
・眼瞼下垂
手術のあと目が開きづらくなることがありますが、通常は腫れがひいてくると改善します。腫れがひいても開きづらさが改善しない場合は再手術の適応となります。
■費用について(自由診療、すべて税込)
◎二重瞼全切開法 396,000円 (モニター割引:336,600円)
局所麻酔、極細麻酔針(34G)、内服(痛み止め、化膿止め)、術後ケアセット(ガーゼ、目元用濡れコットン、冷却ジェル)、抜糸、術後半年までの再診料はすべて手術費用に含まれています。
■麻酔と費用について
本手術は、全身麻酔・局所麻酔のいずれでも対応可能ですが、通常は局所麻酔で痛みを十分に軽減できます。
◎局所麻酔の場合
局所麻酔の術前検査費用 11,000円
■その他
※モニター割引を適用した場合は術後1週間、1か月の受診と写真撮影が必須です。モニター画像は眉上から鼻先までの範囲を使用する部分モニターです。
※上記は2026年2月時点での料金です。料金改定により料金が変更となる場合があります。最新の料金については料金表をご参照ください。 料金表を見る
※手術方法はお一人おひとりの状態やご希望により異なります。手術を希望される場合や、まずは当院で医師の診察をお受けいただくようお願いいたします。

お問い合わせ・ご予約
TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.

執筆
山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko
顔のクリニック金沢 院長
経歴:
岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師
形成外科 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師
※厚生労働省のガイドラインに準拠して治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、 術前・術後の写真を掲載しています。
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治療の内容、合併症やリスク、費用について記載したうえで
術前・術後の症例写真を掲載しています。
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