顔のクリニック金沢

CASE

症例写真

【症例】つり目感を解消する二重形成(全切開・目頭切開)〈Case.057〉

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※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。

 

◎つり目感とかるいさかまつげを解消するふたえ形成

【10代男性】二重瞼全切開法+内眼角形成  術前/術後6か月

切開法によるふたえ形成とつり目感を避けるために目頭切開も同時に希望されました。希望の形は中間(ミックス型)でした。もうこひだはそれほど発達していませんでしたが、ミックス型にするために必要な最小限でつっぱりをゆるめる目頭切開のデザインにしています。

 

手術中の所見

・皮膚の厚みーふつう
・眼輪筋(がんりんきん)の発達ーやや発達
・さかまつげ(睫毛内反)ーすこしある
・眼窩脂肪(がんかしぼう)の量ーやや多い
・ROOF(隔膜前脂肪)の厚みー確認せず

 

手術の内容
・眼輪筋のボリュームをへらしてまつげの上をスッキリと
・さかまつげ治療として瞼板上の剝離と固定(ホッツ変法)
・眼窩脂肪の切除

まぶたの重み、腫れぼったさを解消するため、やや多くみとめた眼窩脂肪をくぼまない程度に適量切除しました。この症例ではROOF切除までは希望されなかったため、厚みなどの確認も行っていません。眼窩脂肪やROOFの量はある程度術前に予想できますが、手術で確認する以外に正確に評価する方法はありません。このため眼窩脂肪やROOFの切除が必要か、という判断も手術中におこなうことになります。

眼窩脂肪については手術中の判断で切除を行うことがありますが、ROOFについては通常は必要に応じて厚みの確認のみ行い、希望があれば次のステップでROOF切除をおこなうことをおすすめしています。理由としては、眼窩脂肪の切除のみでまぶたの重み、腫れぼったさが解消されるケースもあること、ROOF切除では剝離範囲が広くなるため術後の腫れやダウンタイムも通常の二重手術よりも目立つことなどがあげられます。

 

 

 

手術のデザインについて

狭めの幅のミックス型になるようデザインしています。もうこひだをわずかに残すことで自然な印象になります。重めな印象のひとえまぶたの男性では、幅を広く取り過ぎると不自然さ、いわゆる「整形感」が出やすいため、奥二重〜幅狭めが無難な選択です。

 

 

 

ダウンタイムについて

まぶたの厚みがあるケースでは直後の腫れが目立ちやすい傾向があります。こちらの症例では1週間目でもまだ腫れが目立っていますが、2週間〜1か月ほどで不自然さが解消され、その後少しずつ幅が落ち着いて最終的な形になりました。

 

 

 

 

 

■この手術についての説明

《二重瞼全切開法》この治療は、上まぶたを切開して、二重のラインをつくる手術です。

方法
1.手術当日、ブジーを使ったシミュレーション等で希望するまぶたの形を再度確認し、切開ラインをデザインします。
2.局所麻酔で治療を行います。極細の針を使ってまぶたに局所麻酔の注射をします。麻酔が十分にきいていることを確認してから手術をはじめます。
3.二重をつくる線に合わせて切開し、細い糸でふたえのラインを固定します。切開した部分を細い糸で縫合します。

《内眼角形成術(目頭切開)》この治療は、内眼角(目がしら)の皮膚を切開して内眼角の形を変化させたり、目の横方向の幅を変える手術です。

方法
1.局所麻酔で治療を行います。極細の針を使って目頭部分に局所麻酔の注射をします。麻酔が十分にきいていることを確認してから手術をはじめます。
2.希望する内眼角の形に合わせたデザインに沿って切開を加え、内眼角の形を整えます。
3.切開した部分を細い糸で縫合します。

一般的な経過
・切開したきずあとは残りますがふたえのきずあとはそれほど目立ちません。目頭のきずあとは体質によって数ヶ月から半年程度赤みが目立つことがあります。

・目頭のきずあとが気になる場合にはテーピング、内服、炭酸ガスフラクショナルレーザー治療などによる治療が可能です。

・5〜7日後に抜糸をします。
・腫れには個人差がありますが、通常ピークは1、2日目です。完全に落ち着くまで2〜3ヶ月かかることがあります。腫れている間は、重瞼幅(ふたえの幅)が広く見えます。
・まぶたに内出血(あざ)が出ることがあります。内出血が出た場合は消えるまで最長で2週間ほどかかります。
・当日から洗顔や短時間のシャワーは可能です。ただし、強くこすったり、押さえたりしないようにして下さい。
・当日は飲酒や、運動、長風呂、サウナは避けて下さい。
・アイメイク(アイシャドウ、アイライン等)は抜糸の翌日まで避けて下さい。また、コンタクトレンズの使用は4週間避けて下さい。睫毛パーマ、睫毛エクステンションは術後1か月目以降可能です。
・抜糸は外側の糸のみで、中に残した糸は体に残りますが2〜3か月で溶けて吸収されます。

■合併症、副作用について
・アレルギー
術中術後使用薬などによる各種アレルギー反応(稀にアナフィラキシー反応などの重篤なアレルギー反応)。
・出血
出血は通常ほとんどありませんが、内出血が出る場合があります。
・感染・異物反応
ふたえの固定に使う糸は吸収糸(溶けてなくなる糸)で体の中に残しても害のないものですが、ごくまれに感染や異物反応(赤くなる、しこりになる、等)を起こすことがあり、その際は糸を除去する必要があります。
・眼瞼下垂
手術のあと目が開きづらくなることがありますが、通常は腫れがひいてくると改善します。腫れがひいても開きづらさが改善しない場合は再手術の適応となります。

・肥厚性瘢痕、後戻り(目頭切開)
まれに傷跡が赤くなるだけでなく硬く盛り上がったり収縮して目頭の形が後戻りしてしまうことがあります。割合としてはそれほど多くないためあらかじめ大きめに切開するなどの対処はおすすめしません。万が一後戻りが生じた場合は再手術が可能です。

■費用について(自由診療、税込)

◎二重瞼全切開法 396,000円 (モニター割引:336,600円)

◎内眼角形成術(目頭切開) 286,000 (モニター割引:243,100円、併用割引:143,000円)

※モニター割引は手術費用の15%引きとなります。モニター割引を適用した場合は術後1週間、1か月の受診と写真撮影が必須です。モニター画像は眉上から鼻先までの範囲を使用する部分モニターです。

※併用割引は同一部位の手術でのみ適用され、手術費用が50%引きとなります。

局所麻酔、極細麻酔針(34G)、内服(痛み止め、化膿止め)、術後ケアセット(ガーゼ、目元用濡れコットン、冷却ジェル)、抜糸、術後半年までの再診料はすべて手術費用に含まれています。

■麻酔と費用について
本手術は、全身麻酔・局所麻酔のいずれでも対応可能ですが、通常は局所麻酔で痛みを十分に軽減できます。麻酔に関する費用は手術費用に含まれていますが、術前検査の費用が別途かかります。

局所麻酔の術前検査費用 11,000円

■その他

※上記は2026年2月時点での料金です。料金改定により料金が変更となる場合があります。最新の料金については料金表をご参照ください。 料金表を見る

 

 

執筆・執刀医

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長

経歴:岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師

専門医資格等:

日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講

 

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