【症例】まぶたのたるみとり+
ふたえ形成(上眼瞼除皺術)〈Case.064〉
※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。
【30代女性】上眼瞼除皺術(まぶたのたるみとり+ふたえ形成) 術前/術後1年
これまでに埋没法を3回受けています。直近は4年まえで左はかなりラインが薄くなっている状態です。切開でのふたえ形成を希望されました。
まつげの付け根がわずかにかくれる程度のごく軽度のさかまつげがあり、アイラインのアートメイクが入っていますがほとんど見えない状態でした。
ブジーでのシミュレーションでは狭めの末広型〜ミックス型〜広めの平行型どれも可能なまぶたでした。
◎手術プラン
・中くらい〜広めの平行またはミックス型
・かるいさかまつげを解消
・余っている皮膚を少量切除
・まつげの付け根が見えるようにする

術後は内側からしっかりと二重ラインが入り、隠れていたアイラインが見えるようになりました。
※術後1年:右の下まぶたに目もらい(霰粒腫)による腫れ、赤みがあります。

きずあとも目立ちません。

ダウンタイム
手術直後→術後1週間→術後1か月


ダウンタイムを軽減するために
顔のクリニック金沢ではすこしでもダウンタイムが軽く、期間が短くなるようにエビデンスにもとづいたさまざまな取り組みを行っています。
①縫合糸の目立ちにくい「特殊連続縫合」
②切開と止血が同時におこなえる「高周波メス」
③痛み長時間にわたりおさえる麻酔薬「ポプスカイン」
④腫れを予防する「止血剤(2種類)」
⑤術後の院内での「圧迫クーリング」
⑥【オプション】腫れを予防する漢方薬
関連コラム:ふたえ全切開のダウンタイムと準備しておくとよいもの
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デザイン
厳密にはたるみではなくさかまつげを解消するために皮膚の余りを切除しています。切除幅は1㎜とわずかですが、皮膚のだぶつきを取り除くことでまつげの付け根がスッキリと見えるようになります。
まつげの付け根のみえかたについて

術前はまぶたの皮膚がまつげの付け根にかぶさるように乗っていたため、まつげぎわのアイラインが見えない、まつげが短くみえるなどの状態でした。
まつげの上のたるみを引きあげて、さかまつげを改善させる処置を同時におこなっているため、まつげぎわがしっかり見えるようになっています。
■この手術についての説明(上眼瞼除皺術:じょうがんけんじょすうじゅつ)
この治療は、上まぶたの皮膚を切除して、まぶたのたるみをとる手術です。
方法
1.手術当日、ブジーを使ったシミュレーション等で希望するまぶたの形を再度確認し、切開ラインをデザインします。
2.局所麻酔で治療を行います。極細の針を使ってまぶたに局所麻酔の注射をします。麻酔が十分にきいていることを確認してから手術をはじめます。
3.眼瞼(まぶた)の二重の線に沿って切開を加え、皮膚を切除します。もともと一重の場合は切開した位置が新たな二重の線になります。切開した位置で埋没縫合を行います。
4.切開した部分を細い糸で縫合します。
一般的な経過
・切開したきずあとは直後から1,2か月頃までは赤みや凹凸がありますが、最終的に赤みなどがおちつくと二重のしわにかくれて目立たなくなります。
・5〜7日後に抜糸をします。
・腫れには個人差がありますが、通常ピークは1、2日目です。2〜4週で不自然にみえない程度まで落ち着きますが、完全に落ち着くまで2〜3ヶ月かかることがあります。腫れている間はふたえの幅が広く見えます。
・まぶたに内出血(あざ)が出ることがあります。内出血が出た場合は消えるまで最長で2週間ほどかかります。
・当日から洗顔や短時間のシャワーは可能です。ただし、強くこすったり、押さえたりしないようにしてください。
・当日から2〜3日目までは飲酒や、運動、長風呂、サウナを避けてください。
・アイメイク(アイシャドウ、アイライン等)は抜糸の翌日まで避けてください。また、コンタクトレンズの使用は4週間避けてください。睫毛パーマ、睫毛エクステンションは術後1か月目以降可能です。
■合併症、副作用について
・アレルギー
術中術後使用薬などによる各種アレルギー反応(稀にアナフィラキシー反応などの重篤なアレルギー反応)。
・出血
出血は通常ほとんどありませんが、内出血が出る場合があります。
・感染・異物反応
ふたえの固定に使う糸は吸収糸(溶けてなくなる糸)で体の中に残しても害のないものですが、ごくまれに感染や異物反応(赤くなる、しこりになる、等)を起こすことがあり、その際は糸を除去する必要があります。
・眼瞼下垂
手術のあと目が開きづらくなることがありますが、通常は腫れがひいてくると改善します。腫れがひいても開きづらさが改善しない場合は再手術の適応となります。
■費用について(自由診療、すべて税込)
◎上眼瞼除皺術(まぶたのたるみとり+ふたえ形成) 418,000円 (モニター割引:355,300円)
局所麻酔、極細麻酔針(34G)、内服(痛み止め、化膿止め)、術後ケアセット(ガーゼ、目元用濡れコットン、冷却ジェル)、抜糸、術後半年までの再診料はすべて手術費用に含まれています。
※モニター割引を適用した場合は術後1週間、1か月の受診と写真撮影が必須です。モニター画像は眉上から鼻先までの範囲を使用する部分モニターです。
※上記は2026年7月時点での料金です。料金改定により料金が変更となる場合があります。最新の料金については料金表をご参照ください。 料金表を見る
■麻酔と費用について
本手術は、全身麻酔・局所麻酔のいずれでも対応可能ですが、通常は局所麻酔で痛みを十分に軽減できます。麻酔に関する費用は手術費用に含まれていますが、術前検査の費用が別途かかります。
局所麻酔の術前検査費用 11,000円
執筆・上記症例執刀医

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko
顔のクリニック金沢 院長
経歴:岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師
専門医資格等:
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講
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