【症例】眉毛下切開法+下眼瞼形成術(局所麻酔)〈case.051〉
※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。
◎上下まぶたを同時にたるみとり
【40代女性】眉毛下切開法+下眼瞼形成術・経結膜法 術前/術後6か月

全体にたるみは軽度でしたが、上下まぶた同時にたるみとりを希望されました。

たるみがなくなったことで二重の幅が広がり、目の下のふくらみやハの字状の影《ティアトラフ》も改善したため目がくっきりとした印象になりました。

目の下のふくらみは正面からの画像ではわかりにくいのですが、横からみるとふくらみがなくなり、涙袋の輪郭がきれいにみえるようになっています。
麻酔方法の選択について

本症例ではご本人の希望により局所麻酔で2つの手術を同時におこないました。痛みへの不安がそれほどなかったため、スムーズに手術が終了しました。
眉毛下切開法については通常局所麻酔でおこないますが、下眼瞼形成術(経結膜法)についても、いくつかの条件がそろえば局所麻酔での手術が可能です。ハの字の影部分にある《靱帯(リガメント)》を処理する際にすこし痛みを感じることがあるため、痛みへの不安が強い、恐怖心が強いといった場合は全身麻酔での手術をおすすめします。
局所麻酔が適応となる目安
□痛みへの不安がそれほど強くない
□多少の痛みは耐えられる
□閉所恐怖症がない(保護用のアイシールドで視野がさえぎられるため)
ダウンタイムと傷あとについて

眉下切開の傷あとは直後すこし目立ちます。たるみを解消するため無意識に眉を上げる癖が残っており、術後7日目にはまぶたが上に引っ張られたような不自然なかたちになっていますが、1か月目には癖がとれて自然なまぶたの形になっています。
傷あとは数か月から1年、平均6か月で赤みや凹凸が改善します。最終的に傷あとが気になる場合は《炭酸ガスフラクショナルレーザー》による傷あとをぼやかす治療も可能です。
拡大鏡をつかった形成外科専門医による精密な縫合により目立ちにくい傷あと、回復のはやい傷あとにすることが可能です。
執筆・上記症例執刀医

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko
顔のクリニック金沢 院長
経歴:岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師
専門医資格等:
日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師
※合併症やリスク:薬剤のアレルギー、出血、感染、結膜炎、結膜下出血、外反など
※費用について(自由診療)
●下眼瞼形成術(経結膜法)
●眉毛下切開法
リンクより料金表をご確認ください 料金表を見る
注意:手術費用の他に検査費用がかかります。全身麻酔・局所麻酔いずれも可能ですが、全身麻酔の場合は別途麻酔費用がかかります。
お問い合わせ・ご予約
TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.
※厚生労働省のガイドラインに準拠して治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、術前・術後の写真やイラストを掲載しています。
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