顔のクリニック金沢

CASE

症例写真

【症例】ふたえ部分切開+裏ハムラ(全身麻酔)〈case.066〉

/

※当院の症例写真では個人情報保護のためのトリミング等の処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。

 

◎ふたえ部分切開と裏ハムラを同時に
【30代女性】ふたえ部分切開+皮膚を切らないくまとり手術  術前/術後6か月

高校生の頃から目の下くまがあり、治療を希望して来院されました。

上まぶたは他院で埋没法を3回受けており、直近の持続は12年ほどでした。来院時は右のほうが幅は広いものの食い込みが浅く、左は右より食い込みがはっきりしていますが幅が狭い状態でした。今回は部分切開を希望されました。

手術後はくまがなくなり、二重は内側から幅のある末広型になりました。

 

上まぶたは、内側から幅がある二重の形をご希望でした。
もともと左右差があったため、できるだけ左右がそろって見えるようにデザインしました。皮膚の切除は行っていません。

 

 

 

くまはふくらみ+ティアトラフとよばれるくぼみがある複合タイプでしたが、凹凸はそれほど大きくなく皮膚のハリも充分ある状態だったため、皮膚を切らず、まぶたの裏側から行う
「経結膜下眼瞼形成術」を選びました。

 

「経結膜下眼瞼形成術」はふくらみの原因となる脂肪を取り除くのではなく、くぼみに移動してなだらかにする方法で、
「裏ハムラ」とも呼ばれます。

痛みの少ない治療希望されましたので、麻酔科専門医による「全静脈麻酔(TIVA)」で手術をおこないました。

 

 

全静脈麻酔(TIVA)とは?


全静脈麻酔(TIVA)とは眠くなるお薬を点滴から入れて行う麻酔方法です。
吸入麻酔(ガス)を使わず、点滴だけで麻酔をコントロールします。

全静脈麻酔(TIVA)が適しているのは

□2時間以内の手術
□局所麻酔だけではすこし痛みを感じる手術
□手術がこわい、パニック障害などがあり不安

などです。
今回の手術「上眼瞼除皺術」のみであれば局所麻酔で十分ですが、本格的なくまとり手術の「下眼瞼形成術」は局所麻酔では痛みが完全にとりのぞけないことなどからご希望があれば全静脈麻酔での手術を行っています。

 

 

静脈麻酔との違い
全静脈麻酔と静脈麻酔、名前は似ていますがまったく別の麻酔法です。

◎静脈麻酔
点滴で眠くなるお薬を使う
うとうと眠る程度のことが多い
短時間の検査や処置で使用
→「うとうと眠くなる鎮静」です

◎全静脈麻酔(TIVA)
点滴だけでしっかり眠る麻酔
手術中の記憶はなく途中で目がさめることもない
麻酔科医が脳波を測定しながら眠りの深さや全身状態をコントロール
→「ガスを使わない全身麻酔」です

 

 

ダウンタイムについて


回復は、上まぶたより下まぶたのほうが早くなります。
上まぶたは1週間目でもまだ腫れが残っていますが、下まぶたは皮膚を切らないため回復は早くなります。

 

 

■手術についての説明(下眼瞼形成術・経結膜法)

この治療は、下眼瞼(下まぶた)の形態を整えるための手術です。

方法
1.局所麻酔、もしくは全身麻酔で治療を行います。
2.下眼瞼結膜(まぶたの裏の粘膜)を切開します。
3.眼窩隔膜を切開して、脂肪のふくらみが大きい場合は適量の脂肪を切除します。目の下のくぼみの部分にある靱帯(薄い膜状の組織)を切り離し、その部分に眼窩脂肪を移動させ吸収糸(溶ける糸)で固定します。
4.下まぶたの形態を確認して、切開した結膜を細い糸で縫合します。

一般的な経過
・結膜を切開するため皮膚に残る傷あとはありません。結膜は吸収糸で縫合するので抜糸の必要はありません。点眼薬を2種類(結膜浮腫予防、抗菌薬)処方しますので、それぞれ決められた期間点眼してください。
・腫れの程度は個人差がありますが、通常腫れのピークは術後2、3日目です。腫れが完全に落ち着くのは 2〜3ヶ月かかることがあります。ぶつけたときのようなあざ(内出血)が出た場合、通常は2週間程度で目立たなくなります。
・当日から洗顔や短時間のシャワー等は可能です。ただし、洗顔などの際に強くこすったり、押さえたりしないようにして下さい。
・当日は飲酒や、運動、長時間の入浴は避けて下さい。
・お化粧は抜糸の翌日まで避けて下さい。どうしても必要な場合は、手術部位を避けて下さい。また、コンタクトレンズの使用は4週間避けて下さい。
・目の下の色調(青、赤紫など)についてはこの手術ではほとんど変化がありません。

 

■手術についての説明(二重瞼・部分切開法)

この治療は、上まぶたの皮膚を切開して、ふたえの形をととのえる手術です。

方法
1.手術当日、ブジーを使ったシミュレーション等で希望するまぶたの形を再度確認し、切開ラインをデザインします。
2.局所麻酔で治療を行います。極細の針を使ってまぶたに局所麻酔の注射をします。麻酔が十分にきいていることを確認してから手術をはじめます。
3.眼瞼(まぶた)の二重の線に沿って小さな切開を加え、切開した位置で埋没縫合を行います。
4.切開した部分を細い糸で縫合します。

一般的な経過
・切開したきずあとは直後から1,2か月頃までは赤みや凹凸がありますが、最終的に赤みなどがおちつくと二重のしわにかくれて目立たなくなります。
・5〜7日後に抜糸をします。
・腫れには個人差がありますが、通常ピークは1、2日目です。2〜4週で不自然にみえない程度まで落ち着きますが、完全に落ち着くまで2〜3ヶ月かかることがあります。腫れている間はふたえの幅が広く見えます。
・まぶたに内出血(あざ)が出ることがあります。内出血が出た場合は消えるまで最長で2週間ほどかかります。
・当日から洗顔や短時間のシャワーは可能です。ただし、強くこすったり、押さえたりしないようにしてください。
・当日から2〜3日目までは飲酒や、運動、長風呂、サウナを避けてください。
・アイメイク(アイシャドウ、アイライン等)は抜糸の翌日まで避けてください。また、コンタクトレンズの使用は4週間避けてください。睫毛パーマ、睫毛エクステンションは術後1か月目以降可能です。

 

■合併症、副作用
・薬剤のアレルギー
術中術後使用薬などによる各種アレルギー反応(稀にアナフィラキシー反応などの重篤なアレルギー反応)。
・出血
出血は通常当日から翌日にかけて、にじむ程度の出血があります。
・感染
手術部位に感染を生じる場合があります。感染予防のために抗生剤を処方します。術後はまぶたを清潔に保ち、汚れた手で触れないよう注意してください。
・結膜浮腫、結膜下出血、結膜充血、角結膜炎(下眼瞼形成術)
まぶたの形の変化や縫合糸の刺激により術後にこれらの症状が生じることがあります。いずれもほとんどの場合1~2週間ほどで自然に改善しますが、もともと下まぶたのゆるみがあると2~3カ月かかることがあります。症状が持続する場合、眼科への受診を指示することがあります。
・眼瞼変形(下眼瞼形成術)
眼瞼外反や眼瞼内反をきたすことがあります。多くは一時的な変化ですがまれに軽度の変形が残存することがあります。下眼瞼や頬に一時的な凹凸を生じる可能性があります。通常は時間の経過とともに改善します。

・眼瞼下垂(二重瞼・部分切開法)
手術のあと目が開きづらくなることがありますが、通常は腫れがひいてくると改善します。腫れがひいても開きづらさが改善しない場合は再手術の適応となります。

 

■費用について(自由診療、税込)

◎下眼瞼形成術(結膜切開のくまとり手術、裏ハムラ)

605,000円(モニター割引:514,250円)

◎二重瞼・部分切開法(小切開による二重形成)

253,000円(モニター割引:215,050円)

※モニター割引を適用した場合は術後1週間、1か月、3か月、6か月の受診と写真撮影が必須です。モニター画像は眉上から鼻先までの範囲を使用する部分モニターです。

※上記は2026年8月時点での料金です。料金改定により料金が変更となる場合があります。最新の料金については料金表をご参照ください。 料金表を見る

 

■麻酔について
本手術は、全身麻酔・局所麻酔のいずれでも対応可能です。
選択する麻酔方法によって費用が異なります。

◎ 全身麻酔の場合
・手術費用のほかに全身麻酔のための費用がかかります

全身麻酔(全静脈麻酔・TIVA、2時間未満の手術に適用)143,000円

・全身麻酔のための術前検査費等の費用が別途必要です

全身麻酔術前検査(採血、日帰り入院管理料含む) 33,000円

◎局所麻酔の場合

・麻酔に関する費用は手術費用に含まれていますが、術前検査の費用が別途かかります。

局所麻酔のための術前検査費用 11,000円

※どの麻酔方法が適しているかは、手術内容やご希望をふまえて医師がご説明しますので受診の際にご相談ください。

 

 

執筆・症例執刀医


山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長

経歴:

岐阜県出身

平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業

同年 金沢医科大学形成外科入局

平成18年 産業医科大学形成外科留学

平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班

平成29年 顔のクリニック金沢専任医師

 

専門医資格等:

日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師

 

 

※日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医につきましてはJSAPS日本美容外科学会HPでご確認いただくか、下記へお問い合わせいただきますようお願いいたします。 TEL:03-5291-6231  E-mail:office@jsaps.org

 

 

お問い合わせ・ご予約

9:50 ~12:30、13:30~17:50(木、日、祝のぞく)

TEL:076−239−0039