顔のクリニック金沢

CASE

症例写真

【症例】40代・結膜切開のくまとり手術(裏ハムラ+ミッドチークリフト)〈case.072〉

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※当院の症例写真では個人情報保護のためのモザイク処理をのぞいて、形や大きさをかえるような画像修正は一切おこなっておりません。

 

◎頬のリフトを併用した「裏ハムラ」

【40代女性】下眼瞼形成術(裏ハムラ)  術前/術後6か月

目の下のくま、たるみが気になると受診された40代の患者さんです。

Case68や71と同じようにふくらみはそれほど大きくなく、ふくらみの下にある溝状の影もそれほど深くないタイプです。

参考症例:【Case68】40代・結膜切開のくまとり手術(裏ハムラ+ミッドチークリフト)

参考症例:【Case71】目の下のくま、脱脂+ヒアルロン酸注入

 

このタイプでは、眼窩脂肪を切除する「脱脂」だけではハの字の影が残りやすく、影の部分にあるリガメントを処理してハの字の影をなくす「裏ハムラ」もしくは「脱脂+ヒアルロン酸注入」で影を浅くする治療を行います。それぞれのメリット、デメリットを確認していただいたうえで「裏ハムラ」を選択されました。

 

横からみると、術後は目の下の凹凸がなくなりフラットになっています。

 

 

 

 

ミッドチークリフトについて

眼球のほうが頬よりも前方にある「出目」「ネガティブベクター」と呼ばれるタイプの骨格では、目の下に影が残りやすい傾向があります。

本症例では「ネガティブベクター」は認めなかったものの、頬のボリュームがやや少なく丸みが乏しいため、より形をきれいに整える目的で「ミッドチークリフト」を併用しました。ほうれい線の上あたりにある脂肪「ナゾラビアルファット」を引きあげることで頬の形を整えます。引きあげる位置と方向は症例によって調整しています。今回は内側の引き上げをおこないました。

この「ミッドチークリフトは」大きく頬を持ち上がげて形を変えるというものではなく、下垂を予防して頬と目の下のカーブをなめらかにつなげるためのリフトです。

 

 

 

 

裏ハムラ+ミッドチークリフトのダウンタイムについて

ミッドチークリフトを追加することにより腫れがさらに目立つ、ダウンタイムが長くなるということはありません。こちらの症例でも通常の裏ハムラのみと大きく差のない経過となりました。1か月後にはほとんど腫れが気にならない程度になっています。

目の下のふくらみがあった部分はすこしシワが深くなって見えます。ふくらんでいたところが平坦になったことで小じわが出やすくなるためです。半年ほどで小じわが改善されない場合は炭酸ガスフラクショナルレーザーによる「マドンナリフト」や「肌質改善ヒアルロン酸」治療の選択肢があります。

関連コラム:最も良い「目の下のくまを取る方法」

 

 

 

 

■手術についての説明(下眼瞼形成術・経結膜法)

この治療は、下眼瞼(下まぶた)の形態を整えるための手術です。

方法
1.局所麻酔、もしくは全身麻酔で治療を行います。
2.下眼瞼結膜(まぶたの裏の粘膜)を切開します。
3.眼窩隔膜を切開して、脂肪のふくらみが大きい場合は適量の脂肪を切除します。目の下のくぼみの部分にある靱帯(薄い膜状の組織)を切り離し、その部分に眼窩脂肪を移動させ吸収糸(溶ける糸)で固定します。必要に応じて頬の脂肪を引きあげるミッドチークリフトをおこないます。
4.下まぶたの形態を確認して、切開した結膜を細い糸で縫合します。

一般的な経過
・結膜を切開するため皮膚に残る傷あとはありません。結膜は吸収糸で縫合するので抜糸の必要はありません。点眼薬を2種類(結膜浮腫予防、抗菌薬)処方しますので、それぞれ決められた期間点眼してください。
・腫れの程度は個人差がありますが、通常腫れのピークは術後2、3日目です。腫れが完全に落ち着くのは 2〜3ヶ月かかることがあります。ぶつけたときのようなあざ(内出血)が出た場合、通常は2週間程度で目立たなくなります。
・当日から洗顔や短時間のシャワー等は可能です。ただし、洗顔などの際に強くこすったり、押さえたりしないようにして下さい。
・当日は飲酒や、運動、長時間の入浴は避けて下さい。
・お化粧は抜糸の翌日まで避けて下さい。どうしても必要な場合は、手術部位を避けて下さい。また、コンタクトレンズの使用は4週間避けて下さい。
・目の下の色調(青、赤紫など)についてはこの手術ではほとんど変化がありません。色調が気になる場合にはナノファット注入(粉砕した脂肪の注入)を併用します。

 

■合併症、副作用
・薬剤のアレルギー
術中術後使用薬などによる各種アレルギー反応(稀にアナフィラキシー反応などの重篤なアレルギー反応)。
・出血
出血は通常当日から翌日にかけて、にじむ程度の出血があります。
・感染
手術部位に感染を生じる場合があります。感染予防のために抗生剤を処方します。術後はまぶたを清潔に保ち、汚れた手で触れないよう注意してください。
・結膜浮腫、結膜下出血、結膜充血、角結膜炎(下眼瞼形成術)
まぶたの形の変化や縫合糸の刺激により術後にこれらの症状が生じることがあります。いずれもほとんどの場合1~2週間ほどで自然に改善しますが、もともと下まぶたのゆるみがあると2~3カ月かかることがあります。症状が持続する場合、眼科への受診を指示することがあります。
・眼瞼変形
眼瞼外反や眼瞼内反をきたすことがあります。多くは一時的な変化ですがまれに軽度の変形が残存することがあります。下眼瞼や頬に一時的な凹凸を生じる可能性があります。通常は時間の経過とともに改善します。

 

■費用について(自由診療、税込)

◎下眼瞼形成術(結膜切開のくまとり手術、裏ハムラ)

605,000円(モニター割引:514,250円)

※ミッドチークリフトについては上記料金に含まれます。

※モニター割引を適用した場合は術後1週間、1か月、3か月、6か月の受診と写真撮影が必須です。モニター画像は眉上から鼻先までの範囲を使用する部分モニターです。

※上記は2026年9月時点での料金です。料金改定により料金が変更となる場合があります。最新の料金については料金表をご参照ください。 料金表を見る

 

■麻酔について
本手術は、全身麻酔・局所麻酔のいずれでも対応可能です。
選択する麻酔方法によって費用が異なります。

◎ 全身麻酔の場合
・手術費用のほかに全身麻酔のための費用がかかります

全身麻酔(全静脈麻酔・TIVA、2時間未満の手術に適用)143,000円

・全身麻酔のための術前検査費等の費用が別途必要です

全身麻酔術前検査(採血、日帰り入院管理料含む) 33,000円

◎局所麻酔の場合
・麻酔に関する費用は手術費用に含まれていますが、術前検査の費用が別途かかります。

局所麻酔の術前検査費用 11,000円

※どの麻酔方法が適しているかは、手術内容やご希望をふまえて医師がご説明しますので受診の際にご相談ください。

 

お問い合わせ・ご予約

9:50 ~12:30、13:30~17:50 (木、日、祝のぞく)

TEL:076−239−0039

 

 

執筆・症例執刀医


山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長

経歴:

岐阜県出身

平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業

同年 金沢医科大学形成外科入局

平成18年 産業医科大学形成外科留学

平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班

平成29年 顔のクリニック金沢専任医師

 

専門医資格等:

日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師

 

 

※日本美容外科学会(JSAPS)認定 美容外科専門医につきましてはJSAPS日本美容外科学会HPでご確認いただくか、下記へお問い合わせいただきますようお願いいたします。 TEL:03-5291-6231  E-mail:office@jsaps.org