顔のクリニック金沢

COLUMN

コラム

もっと腫れないまぶた治療のための取り組み

/

まぶたの手術治療には腫れやあざなどの《ダウンタイム》があります。まぶたは皮膚が薄く動きのある部分であるため、腫れが目立ちやすい部分です。できるだけ術後の《ダウンタイム》を短くするために顔のクリニック金沢では自由診療で受けるまぶたの治療で3つの取り組みを行っています。

 

 

腫れをおさえるのみ薬

手術中の出血を少なくするため術前から内服いただく2種類の止血剤(カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム、トラネキサム酸)をお渡ししています。カルバゾクロムスルホン酸ナトリウムは毛細血管に作用して血管の抵抗値を増すことで出血をおさえます。トラネキサム酸はプラスミンという血液を溶かす作用のある物質の働きをおさえることで止血作用を発揮します。どちらも手術中の出血が少なく手術がスムーズになり、術後の腫れや内出血もおさえることができます(費用は自由診療の手術費に含まれています)。

 

 

 

精密な手術テクニック

肉眼では見えないような細い血管なども《手術用顕微鏡》を使うとはっきり見ることができます。顕微鏡による治療専用につくられた《マイクロサージャリー用手術器械》により繊細な操作が可能となります。《ニードルチップ高周波メス》をつかうことで出血させることなくピンポイントでの切開や剝離が可能となります。精密な手術手技により腫れが少なく回復は早まります。

 

 

 

 

安心の術後ケア

治療のあとに血圧が上がったり体を動かし結構が良くなることで腫れなどのダウンタイムが長くなることがあります。専用の個室回復室でまぶたをクーリングしながら楽な姿勢で少なくとも30分はお休みください。術後の飲み薬、まぶたを冷やすためのクーリングアイテムやまぶたを清潔にケアするためのケア用品なども院内でお渡ししていますので、当日はできるだけ安静に無理をせずお過ごしください。

 

ダウンタイムと過ごし方について

 

 

監修

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長