顔のクリニック金沢

COLUMN

コラム

《レーザーフェイシャル》と
4つの効果

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【レーザーフェイシャルとは?】

《レーザーフェイシャル》とは、低出力のレーザーをあてることでお肌の若返りをもたらす新しい治療法です。米国キャンデラ社の《GentleMAX-PRO(ジェントル・マックス・プロ)》を使用します。

レーザーフェイシャルには《ロングパルスアレキサンドライトレーザー》を照射します。このレーザーの波長は755nmで、色は赤いレーザー光がでます。

 

 

【レーザーフェイシャル、4つの効果】

①毛穴の黒ずみ改善

②シミ・そばかすの改善

③ニキビの改善

④うぶ毛の脱毛

 

 

①毛穴の黒ずみ改善

毛穴周囲のメラニンや黒ずみに反応して改善させるため、黒ずんで開いていた毛穴がひきしまり目立ちにくくなります。

 

②シミ・そばかすの改善

黒、茶色などの色に反応するレーザーなので、しみ、そばかすのメラニンに反応して色を薄くします。しみ専用のレーザーとちがってお薬やテープを貼る必要がなく、かさぶたはできてもそれほど目立たないため、ダウンタイムが少ないこともメリットです。

 

③ニキビの改善

毛穴の中のニキビ菌に作用して殺菌するため、ニキビができにくいお肌に。

 

④うぶ毛の脱毛

毛根のメラニンに反応して毛を生えにくくします。お顔のうぶ毛がすくなくなるとお肌の手触りがつるっとなめらかになり、メイクののりもよくなります。

 

治療の流れ

1.メイクを落としていただき写真を撮影します。

 

2.顔全体にレーザーを照射します(10分)。強いレーザー光が出ますので、目を保護するシールドで目元を隠した状態で照射していきます。

※輪ゴムではじかれる程度の痛みがありますがレーザーの照射と同時に冷却ガスで皮膚を冷却することで痛みを和らげ、より安全にレーザー治療を受けていただくことができます。

 

3.お顔のクーリングをおこないます(5分)。

 

4.保湿ジェル、UVクリームを塗布して終了です。直後からメイクも可能です。

 

 

経過と注意事項

・治療直後にわずかな赤みや腫れが生じることがあります。

・レーザー後の洗顔やスキンケアは普段通りおこなってください。当日から普段どおりメイクも可能です。

・シミなどの色が濃いところは一時的に色が黒くなることがありますが、1週間ほどで薄くなります。

・初回、2回目のレーザー照射後に吹き出物や肌荒れが生じることがありますが、2週間程度で自然に治ります。

・レーザー後は紫外線の影響を受けやすい状態となっているため毎朝日焼け止め(SPF30以上)を使用するなど紫外線対策を十分に行ってください。

リウマチ治療薬(金製剤)を服用中または過去に服用していた方は、本治療をお受けすることができません。代替治療をご提案いたしますので、必ずお申し出下さい。

・肌色、白色などのアートメイク、刺青、ダーマペンファンデ(BBグロー、CCグロー)を受けた方では、色素が黒色に変色する可能性がありますので必ずお申し出下さい。

 

 

合併症・副作用

照射後の赤み、一過性の炎症後色素沈着(黒ずみ)など。

 

 

費用

レーザーフェイシャル(全顔)

○1回              ¥22,000円

○5回              ¥66,000円

※費用は消費税込みで表示しています。

 

 

よくある質問

Q:レーザーフェイシャルは何回くらい受ければいいですか?

A:レーザーフェイシャルはダウンタイムが軽く、その日のうちにメイクして帰れるというメリットがあるかわりに、1回、2回では効き目を感じにくいこともあります。また、脱毛効果については毛周期があるため1回ではすべての毛を脱毛することができません。まずは月に1回、5-6回程度受けていただくことをおすすめしています。

顔のクリニック金沢では、担当医と初回・5回目の写真をくらべて見ることで効果を確認しています。効果を感じられれば続けて1ヶ月に1回の治療を受けていただくことも可能です。自分には合わないなと感じた場合には他の方法もご提案させていただきますので、遠慮なくご相談ください。

 

Q:効果はどのくらい持続しますか?

A:効果を感じられるのは1ヶ月程度です。定期的にレーザーフェイシャルを受けられる方には1ヶ月に1回の治療をおすすめしています。

 

Q:普通の脱毛レーザーとはどこがちがうのですか?

A:当院で使用しているキャンデラ社の《GentleMAX-PRO》は厚生労働省が医療脱毛レーザーとして承認している医療機器です。普通の《医療脱毛レーザー》としても使用できる機器ですが、顔のクリニック金沢では基本的に《お顔の治療専用機》として使用しています。

 

Q:妊娠中ですがレーザーフェイシャルを受けられますか?

A:妊娠中は女性ホルモンのバランスがかわりやすく、黒ずみなどが出やすい時期といわれています。レーザー自体はおなかの赤ちゃんに直接影響しませんが、治療後の色素沈着が出やすいことや、痛みや緊張の影響を考え出産後に受けられるようおすすめしています。

 

Q:日焼けしていますが受けられますか?

A:日焼け直後のお肌はレーザーによるダメージを受けやすいため治療をお断りする場合があります。日焼けの程度にもよりますので、まずは一度診察にお越しください。また、レーザー後のお肌は日焼けの影響を受けやすくなっていますので、日中は必ずサンスクリーンをご使用ください。

 

Q:ほかにレーザーフェイシャルを受けられないのはどういう場合ですか?

A:下記の項目に該当する場合はレーザーフェイシャルが受けられません。

・妊娠中

・日焼けしている

・リウマチ治療薬(金製剤)を服用中または過去に服用していた

・肌色、白色などのアートメイク、刺青、ダーマペンファンデ(BBグロー、CCグロー)を受けている

・閉所恐怖症で目元を隠されると不安な方

 

 

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039

10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.

 

 

顔のほくろ治療

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ほくろは大きさ、場所、ご希望によって治療法を選ぶことができます。どの治療も局所麻酔、日帰りで受けることができます。治療の痛みが心配な方にはクリームの麻酔(表面麻酔)と局所麻酔の両方を使って痛みを和らげることができます。注射には極細の針を使い、ゆっくりと注入することでできるだけ痛みを感じないよう配慮しています

※ほくろの治療は原則健康保険が適用されない自由診療となります。

 

ほくろの治療法について

①メスでくりぬき切除

ほくろの縁に沿ってまるく切除します。切除したあとは傷が早くきれいになおるばんそうこう《ハイドロコロイド》で保護しましょう。自然に傷がなおるまで10~14日かかります。まるいきずあとになります。

 

②メスで木の葉型(紡錘形)に切除

きれいに縫合できるよう木の葉型にほくろを切除したあと縫合し、5~7日後に抜糸します。なおったあとは細い線状の傷あとになります。傷あとが目立ちにくくなるよう2~3カ月間テーピングすることをおすすめしています。ケロイド体質などで傷あとが心配な方には飲み薬(リザベン)を処方します。

 

③炭酸ガスレーザーで除去

組織を削り取るタイプの《レーザーメス》で少しずつ色のついているところ、盛り上がっているところだけを除去します。ほくろの色や盛り上がりの部分だけを切除することができるため傷あとを一番小さくすることができます。除去後は傷がきれいになおるばんそうこう《ハイドロコロイド》を10~14日間貼ります。丸いきずあとになりますが、それほど目立ちません。

 

④Qスイッチレーザーで除去

強い光を照射して色素を破壊する《Qスイッチヤグレーザー》で色を除去します。しみの治療と同じ原理です。数日後にはうすいかさぶたができるので、かさぶたがとれるまでは軟膏処置が必要です。肌に傷を残さないため痕は目立ちにくい反面、濃いほくろや盛り上がったほくろには効果がありません。

 

 

ほくろのタイプ別解説

①小さいほくろ

数ミリまでの小さいほくろは炭酸ガスレーザーによる治療をおすすめしています。たくさんある場合、一度に取ることもできますが、治療したところに保護材(ハイドロコロイド被覆材)を貼る必要があります。保護材は肌色であまり目立ちませんが、もし見た目が気になる場合は何度かにわけることもできます。また、傷あとが心配な方では、まず目立たないところを1か所治療して傷あとをみていただいてから他のほくろを治療するか考えていただくこともあります。

 

②大きいほくろ

6ミリ以上のほくろで、縫合したあとの傷あとが目立ちにくい場所(額、鼻の横など)ではメスで木の葉型に切除することをおすすめします。大きいほくろの場合でも、保護材で自然に治るのをまつ方法で治療することもできますが、大きくなればなるほど治るまでに長期間かかり手間がかかるのと、治るのに時間がかかった傷は目立ちやすいためです。

 

③盛り上がったほくろ

ほくろのなかには、はじめは平らだったほくろがだんだんと盛り上がってくるタイプのものがあります。しょっちゅう出血したり急に大きくなってくるような場合にはできもの(腫瘍)の可能性がありますので、メスで切除して病理検査(悪性かどうかを調べる検査)を行います(保険適応)。出血や急に大きくなるなどの症状がない場合は「ほくろ」として治療します(自由診療)。

 

④薄いほくろ

色の薄いほくろで、盛り上がっていないタイプであればしみ用レーザーで除去できることも。ただし1回の治療でとれないこともあり、2,3回治療が必要になる可能性があります。

 

費用(局所麻酔注射の費用を含む、税込)

・ほくろ炭酸ガスレーザー

1㎜まで  8,800円

2〜3㎜  16,500円

4〜5㎜  22,000円

 

・メスを使ったほくろ切除

5㎜まで  55,000円

6㎜    66,000円

7㎜    77,000円

 

・Qスイッチヤグレーザー

3㎜まで 3,300円

5㎜まで 5,500円

 

オプション

・表面麻酔 ¥2,000

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.

 

茶色い「いぼ」を取り除いて若々しく

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顔や首の《しみ》や《いぼ》は治療を受けることで顔の印象が変わる代表格です。顔立ちが変わるわけではありませんが、いぼがなくなることですっきりとした清潔感のある若々しい印象がよみがえります。今回は《いぼ》の治療について説明します。

 

 

顔にできる茶色い《脂漏性角化症》

茶色くもりあがった《いぼ》は《脂漏性角化症》といいます。紫外線などの影響ででき、もりあがりがなく平らな《しみ》とはちがい、お肌にペタッとはりついたようにふくれているので指でさわると違いがわかります。表面がザラザラしているタイプと、テカテカしたタイプがあります。

 

首にできるたくさんのちいさな《アクロコルドン》

首にできるちいさないぼは《アクロコルドン》とよばれています。大きさは数ミリほどと小さいのですが、ペタッとはりついたようなタイプと、突起のようになっていて着替えのときやネックレスなどにひっかかるタイプがあります。体質によっては30代くらいからできることもあり、首全体にたくさん発生することも。

 

 

 

《脂漏性角化症》《アクロコルドン》の治療法

《脂漏性角化症》と《アクロコルドン》はどちらも炭酸ガスレーザーで治療します。突起状の《アクロコルドン》については《液体窒素》を使って除去することもできますが、根本が残ったり色素沈着になりやすいことや、治療のあと痛みがあることなどから、顔のクリニック金沢では痛みが少なく確実であとが目立ちにくいレーザー治療をおすすめしています。

 

レーザー治療の痛みについては、クリーム状の麻酔をつかうことでほとんど痛みなくうけられます。治療後の痛みも少ないのがレーザー治療のメリットです。除去後は保護材を貼ったり軟膏でのアフターケアが必要です。

 

使用する保護材は《ハイドロコロイド》です。キズを治すのに適した潤った環境をつくり、皮ふが再生するのを促します。キズを乾燥から守り、かさぶたをつくらないのでキズあとが残りにくく、また、ホコリや化粧品などの付着も防いで痛みをやわらげてくれます。

 

 

費用

いぼ(脂漏性角化症)、炭酸ガスレーザー治療

□1㎜まで 1個あたり 8,800円

□2-3㎜  1個あたり 16,500円

□4-5㎜  1個あたり 23,100円

 

アクロコルドン

□1個あたり  3,300円

□首全体   88,000円

※アクロコルドンの首全体の治療については治療後1回目の診察時に取り残しがあれば無料で除去します。

 

表面麻酔(クリーム麻酔、エムラクリーム、30分) ¥2,200

 

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039

10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.