顔のクリニック金沢

COLUMN

コラム

いろいろなタイプのシミにレーザートーニング

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「レーザーを受けたけどしみが消えなかった」

 

「肝斑といわれてフォトフェイシャルが受けられない」

 

「ダウンタイムのないしみ治療が受けたい」

 

そんなシミに悩むみなさまにおすすめしたいのが「レーザートーニング」です。

 

 

 

「レーザートーニング」とは?

レーザートーニングは顔全体に低い出力でレーザーをくりかえし照射することで肌のトーンアップ、肌質改善、くすみの改善、肝斑の改善などが期待できるレーザー治療法です。

肌やしみのタイプによっては他のしみ治療よりもレーザートーニングが合っていることも。ご自身の肌タイプがレーザートーニングに適しているか確認してみましょう。

 

 

 

「レーザートーニング」おすすめ度チェック

□肝斑がある

□レーザー治療をうけたけどしみが残っている

□細かいしみがたくさんある

□そばかすがある

□肌のくすみ、黒ずみが気になる

□ADMといわれたことがある

□ダウンタイムがあまりないしみ治療を受けたい

□しみを少しずつうすくしていきたい

□時間がかかっても効果が実感できる治療がいい

□定期的に通院できる(2週〜1か月間隔)

□乾燥肌だと思う

□毛穴はあまり目立たない

□若い頃はニキビがほとんどできなかった

□自分ではあまり特別なケアはしたくない

□定期メンテナンスで肌のきれいな状態を保ちたい

※チェックが多かった方はレーザートーニングが向いているタイプと考えられます。

 

 

 

他のしみ治療との違い

ピコトーニング:レーザートーニングとパルス幅(レーザーが当たる瞬間の長さ)が違うだけで効果はほぼ同じ。

レーザーフェイシャル:細かいしみや肌質改善効果がある。肝斑や色素沈着には無効。

関連コラム:レーザーフェイシャルと4つの効果

フォトフェイシャル:細かいしみや肌質改善効果がある。肝斑が悪化することがある。

Qスイッチレーザー:しみをピンポイントで薄くする。ダウンタイムがある(1週間程度かさぶた、テープ必要)。

トレチノイン療法:部分〜顔全体のしみを薄くする。色が薄めのしみにはレーザーより効果的なことも。ダウンタイム(赤み、かさつき)がある。

関連コラム:「しみ」の塗り薬治療

 

 

 

 

顔のクリニック金沢のレーザートーニング

顔のクリニック金沢のレーザートーニングは厚生労働省承認の医療用ヤグ(YAG)レーザー「メドライトC6」を使用しています。

これまでは難しいとされていた「肝斑」の治療を可能にしただけでなく、肌のトーンアップ、くすみ改善、小さいしみの改善など多くの効果があるため、他のしみ治療でよくならなかったという方にもお試しいただきたい施術です。

治療効果を高めるためのプレトリートメントとして内服(ビタミンC、トラネキサム酸)と美白クリーム(ハイドロキノンまたは類似品)をおすすめしています。すでに内服されている場合やハイドロキノンにかぶれやすいなどあればお申し出ください。

 

 

症例

治療の内容

・レーザートーニング(しみのポイント照射、ADM条件での照射含む):20回

・ハイドロキノン外用

・内服(トラネキサム酸、ビタミンC)

【お得情報!】顔のクリニック金沢ではドクター施術での小さいしみやADMへのポイント照射サービスもおこなっていますのでご相談ください。

 

 

(参考)「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)」について

●ADMとは?

「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)」とは20〜30代の女性にみられるしみです。実際にはしみというよりあざの一種なのですが、原因はまだはっきりわかっていません。一般的なしみ治療では薄くなりませんが、Qスイッチレーザーで薄くすることができます。

●ADMのレーザー治療について

治療の回数はルビーレーザーなら1〜3回、当院で使用しているヤグレーザーなら5〜10回程度です。注意すべき点はレーザー治療後に脱色素斑(白抜け)や色素沈着(黒ずみ)を生じやすいことです。ヤグレーザーはかさぶたができづらく色素沈着もしにくいので、回数が多くなってもよいのでダウンタイムを軽くしたいという方におすすめします。

●ADMレーザー後のケア

赤みや内出血があれば軟膏を塗って保護します。目安は数日程度です。赤みなどがない場合は当日の軟膏処置のみとなります。

●治療の間隔

治療間隔は2〜6か月間隔です。色素沈着がなければ2か月間隔での照射が可能です。トーニングとあわせて施術が可能です。

 

 

 

 

治療の流れ

1.メイクを落としていただき写真を撮影します。

2.顔全体にレーザーを照射します(5〜10分程度)。強いレーザー光が出ますので、目を保護するシールドで目元を隠した状態で照射していきます。気になる部分や肝斑にはていねいにかさね当てしていきます。

※輪ゴムではじかれる程度の痛みがあります。痛みが気になる場合は麻酔クリーム(エムラクリーム、30分)をつかうことで無痛での施術も可能です。

 

3.お顔のクーリングをおこない(5分)、保湿ジェル、UVクリームを塗布して終了です。直後からメイクが可能です。

 

5.2週間〜1か月に1回のペースで施術を継続します。はじめての方には集中トーニング(2週間おき、5回程度)をおすすめしています。肌の状態をみながらメンテナンストーニング(1か月に1回)に移行します。

 

 

※費用(自由診療)

料金表をみる

 

 

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039

10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.

 

 

監修

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長

 

 

《レーザーフェイシャル》と
4つの効果

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【レーザーフェイシャルとは?】

《レーザーフェイシャル》とは、低出力のレーザーをあてることでお肌の若返りをもたらす新しい治療法です。米国キャンデラ社の《GentleMAX-PRO(ジェントル・マックス・プロ)》を使用します。

レーザーフェイシャルには《ロングパルスアレキサンドライトレーザー》を照射します。このレーザーの波長は755nmで、色は赤いレーザー光がでます。

 

 

【レーザーフェイシャル、4つの効果】

①毛穴の黒ずみ改善

②シミ・そばかすの改善

③ニキビの改善

④うぶ毛の脱毛

 

 

①毛穴の黒ずみ改善

毛穴周囲のメラニンや黒ずみに反応して改善させるため、黒ずんで開いていた毛穴がひきしまり目立ちにくくなります。

 

②シミ・そばかすの改善

黒、茶色などの色に反応するレーザーなので、しみ、そばかすのメラニンに反応して色を薄くします。しみ専用のレーザーとちがってお薬やテープを貼る必要がなく、かさぶたはできてもそれほど目立たないため、ダウンタイムが少ないこともメリットです。

 

③ニキビの改善

毛穴の中のニキビ菌に作用して殺菌するため、ニキビができにくいお肌に。

 

④うぶ毛の脱毛

毛根のメラニンに反応して毛を生えにくくします。お顔のうぶ毛がすくなくなるとお肌の手触りがつるっとなめらかになり、メイクののりもよくなります。

 

治療の流れ

1.メイクを落としていただき写真を撮影します。

 

2.顔全体にレーザーを照射します(10分)。強いレーザー光が出ますので、目を保護するシールドで目元を隠した状態で照射していきます。

※輪ゴムではじかれる程度の痛みがありますがレーザーの照射と同時に冷却ガスで皮膚を冷却することで痛みを和らげ、より安全にレーザー治療を受けていただくことができます。

 

3.お顔のクーリングをおこないます(5分)。

 

4.保湿ジェル、UVクリームを塗布して終了です。直後からメイクも可能です。

 

 

経過と注意事項

・治療直後にわずかな赤みや腫れが生じることがあります。

・レーザー後の洗顔やスキンケアは普段通りおこなってください。当日から普段どおりメイクも可能です。

・シミなどの色が濃いところは一時的に色が黒くなることがありますが、1週間ほどで薄くなります。

・初回、2回目のレーザー照射後に吹き出物や肌荒れが生じることがありますが、2週間程度で自然に治ります。

・レーザー後は紫外線の影響を受けやすい状態となっているため毎朝日焼け止め(SPF30以上)を使用するなど紫外線対策を十分に行ってください。

リウマチ治療薬(金製剤)を服用中または過去に服用していた方は、本治療をお受けすることができません。代替治療をご提案いたしますので、必ずお申し出下さい。

・肌色、白色などのアートメイク、刺青、ダーマペンファンデ(BBグロー、CCグロー)を受けた方では、色素が黒色に変色する可能性がありますので必ずお申し出下さい。

 

 

合併症・副作用

照射後の赤み、一過性の炎症後色素沈着(黒ずみ)など。

 

 

費用

レーザーフェイシャル(全顔)

○1回              ¥22,000円

○5回              ¥66,000円

※費用は消費税込みで表示しています。

 

 

よくある質問

Q:レーザーフェイシャルは何回くらい受ければいいですか?

A:レーザーフェイシャルはダウンタイムが軽く、その日のうちにメイクして帰れるというメリットがあるかわりに、1回、2回では効き目を感じにくいこともあります。また、脱毛効果については毛周期があるため1回ではすべての毛を脱毛することができません。まずは月に1回、5-6回程度受けていただくことをおすすめしています。

顔のクリニック金沢では、担当医と初回・5回目の写真をくらべて見ることで効果を確認しています。効果を感じられれば続けて1ヶ月に1回の治療を受けていただくことも可能です。自分には合わないなと感じた場合には他の方法もご提案させていただきますので、遠慮なくご相談ください。

 

Q:効果はどのくらい持続しますか?

A:効果を感じられるのは1ヶ月程度です。定期的にレーザーフェイシャルを受けられる方には1ヶ月に1回の治療をおすすめしています。

 

Q:普通の脱毛レーザーとはどこがちがうのですか?

A:当院で使用しているキャンデラ社の《GentleMAX-PRO》は厚生労働省が医療脱毛レーザーとして承認している医療機器です。普通の《医療脱毛レーザー》としても使用できる機器ですが、顔のクリニック金沢では基本的に《お顔の治療専用機》として使用しています。

 

Q:妊娠中ですがレーザーフェイシャルを受けられますか?

A:妊娠中は女性ホルモンのバランスがかわりやすく、黒ずみなどが出やすい時期といわれています。レーザー自体はおなかの赤ちゃんに直接影響しませんが、治療後の色素沈着が出やすいことや、痛みや緊張の影響を考え出産後に受けられるようおすすめしています。

 

Q:日焼けしていますが受けられますか?

A:日焼け直後のお肌はレーザーによるダメージを受けやすいため治療をお断りする場合があります。日焼けの程度にもよりますので、まずは一度診察にお越しください。また、レーザー後のお肌は日焼けの影響を受けやすくなっていますので、日中は必ずサンスクリーンをご使用ください。

 

Q:ほかにレーザーフェイシャルを受けられないのはどういう場合ですか?

A:下記の項目に該当する場合はレーザーフェイシャルが受けられません。

・妊娠中

・日焼けしている

・リウマチ治療薬(金製剤)を服用中または過去に服用していた

・肌色、白色などのアートメイク、刺青、ダーマペンファンデ(BBグロー、CCグロー)を受けている

・閉所恐怖症で目元を隠されると不安な方

 

 

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039

10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.

 

 

監修

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長

 

顔のほくろ治療

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ほくろは大きさ、場所、ご希望によって治療法を選ぶことができます。どの治療も局所麻酔、日帰りで受けることができます。治療の痛みが心配な方にはクリームの麻酔(表面麻酔)と局所麻酔の両方を使って痛みを和らげることができます。注射には極細の針を使い、ゆっくりと注入することでできるだけ痛みを感じないよう配慮しています

※ほくろの治療は原則健康保険が適用されない自由診療となります。

 

ほくろの治療法について

①メスでくりぬき切除

ほくろの縁に沿ってまるく切除します。切除したあとは傷が早くきれいになおるばんそうこう《ハイドロコロイド》で保護しましょう。自然に傷がなおるまで10~14日かかります。まるいきずあとになります。

 

②メスで木の葉型(紡錘形)に切除

きれいに縫合できるよう木の葉型にほくろを切除したあと縫合し、5~7日後に抜糸します。なおったあとは細い線状の傷あとになります。傷あとが目立ちにくくなるよう2~3カ月間テーピングすることをおすすめしています。ケロイド体質などで傷あとが心配な方には飲み薬(リザベン)を処方します。

 

③炭酸ガスレーザーで除去

組織を削り取るタイプの《レーザーメス》で少しずつ色のついているところ、盛り上がっているところだけを除去します。ほくろの色や盛り上がりの部分だけを切除することができるため傷あとを一番小さくすることができます。除去後は傷がきれいになおるばんそうこう《ハイドロコロイド》を10~14日間貼ります。丸いきずあとになりますが、それほど目立ちません。

 

④Qスイッチレーザーで除去

強い光を照射して色素を破壊する《Qスイッチヤグレーザー》で色を除去します。しみの治療と同じ原理です。数日後にはうすいかさぶたができるので、かさぶたがとれるまでは軟膏処置が必要です。肌に傷を残さないため痕は目立ちにくい反面、濃いほくろや盛り上がったほくろには効果がありません。

 

 

ほくろのタイプ別解説

①小さいほくろ

数ミリまでの小さいほくろは炭酸ガスレーザーによる治療をおすすめしています。たくさんある場合、一度に取ることもできますが、治療したところに保護材(ハイドロコロイド被覆材)を貼る必要があります。保護材は肌色であまり目立ちませんが、もし見た目が気になる場合は何度かにわけることもできます。また、傷あとが心配な方では、まず目立たないところを1か所治療して傷あとをみていただいてから他のほくろを治療するか考えていただくこともあります。

 

②大きいほくろ

6ミリ以上のほくろで、縫合したあとの傷あとが目立ちにくい場所(額、鼻の横など)ではメスで木の葉型に切除することをおすすめします。大きいほくろの場合でも、保護材で自然に治るのをまつ方法で治療することもできますが、大きくなればなるほど治るまでに長期間かかり手間がかかるのと、治るのに時間がかかった傷は目立ちやすいためです。

 

③盛り上がったほくろ

ほくろのなかには、はじめは平らだったほくろがだんだんと盛り上がってくるタイプのものがあります。しょっちゅう出血したり急に大きくなってくるような場合にはできもの(腫瘍)の可能性がありますので、メスで切除して病理検査(悪性かどうかを調べる検査)を行います(保険適応)。出血や急に大きくなるなどの症状がない場合は「ほくろ」として治療します(自由診療)。

 

④薄いほくろ

色の薄いほくろで、盛り上がっていないタイプであればしみ用レーザーで除去できることも。ただし1回の治療でとれないこともあり、2,3回治療が必要になる可能性があります。

 

費用(局所麻酔注射の費用を含む、税込)

・ほくろ炭酸ガスレーザー

1㎜まで  8,800円

2〜3㎜  16,500円

4〜5㎜  22,000円

 

・メスを使ったほくろ切除

5㎜まで  55,000円

6㎜    66,000円

7㎜    77,000円

 

・Qスイッチヤグレーザー

3㎜まで 3,300円

5㎜まで 5,500円

 

オプション

・表面麻酔 ¥2,000

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039
10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.

 

 

 

監修

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長