顔のクリニック金沢

COLUMN

コラム

しみ治療後のレチノールを使ったスキンケア

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作用がトレチノインの1/100おだやかといわれるビタミンAの一種、「レチノール」を含む化粧品は、しみ治療後のメンテナンスや、「毛穴」や「くすみ」が気になる方に適しています。

 

海外では以前からレチノールがさまざまな化粧品に使われており、美容先進国である南アフリカ産の「エンビロン」はよく知られています。最近では「しわ」を改善する効果を謳った資生堂のレチノール化粧品のように日本製のものも見かけるようになりました。

 

当クリニックが化粧品メーカーと協同で開発した「MALIBU」のほか、数種類のスキンケアアイテムを用意し、好みのスキンケア方法にあわせてご案内しています。

「しみ」の塗り薬治療

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今回はしみの塗り薬を使った治療について詳しく説明します。

しみは紫外線の影響と年齢により皮膚のターンオーバー(再生)が遅くなることで目立ってきます。ビタミンAの一種である「トレチノイン(レチノイン酸)」は米国のFDAでにきびやしわへの効果が認められている塗り薬ですが、ビタミンAの作用でターンオーバーのスピードが回復すると肌のくすみやしみの改善が期待できます。

 

レーザーかトレチノインか?

当てはまる個数が多い方はどちらですか?

□色が濃くはっきりしたしみだけ治療したい

□定期的に通院ができない

□毎日のこまめなスキンケアが苦手

・・・レーザー治療をおすすめします。

 

□細かいしみがたくさんあってなんとかしたい

□色の薄いしみも気になる

□自分に合う化粧品を探している

・・・トレチノインを使った治療をおすすめします。

 

トレチノインの使い方

トレチノインの使い方には次の2つがあります。

・「しみ」の部分だけを治療する「東大式」プログラム

・顔全体を治療する「肌再生」プログラム

どちらの方法でもトレチノインを使いはじめると一時的に赤みやかさつきなどの反応が出ます。これはアレルギー反応ではなくトレチノインの作用によるもので、4〜6週で落ち着いてくることが多い症状です。色素沈着や新たなしみの発生を予防するための「ハイドロキノン」を併用します。ハイドロキノンのアレルギーで赤みが強く出る場合があり、心配な方にはプログラム開始前にパッチテストを行います。

 

「東大式」トレチノインプログラム

治療のために必要なものは「トレチノイン」、「ハイドロキノン」の2つです。洗顔や化粧水などの基礎化粧品はピーリング成分やアルコールなどを含まない低刺激のものを選んでください。効果を期待してたくさん塗りすぎたり、かさつきが気になって擦りすぎたりすると痛みなどの症状が出ることがあります。使い方に慣れるまでは少なめの量で開始し、定期的に診察を受けることをおすすめします。治療する範囲によって使用する薬の量が変わりますが、費用は10,000〜30,000円程度です。

 

顔全体を治療する肌再生プログラム

顔全体に使いやすいよう洗顔から日焼け止めまでの基礎化粧品がセットになっています。顔全体の細かいしみやくすみ、毛穴の開きなども気になる方には最適です。輸入品、国産品含めいくつかの製品がプログラムとして販売されています。治療中は基礎化粧品をすべてプログラムの化粧品に切り替えます。ファンデーションやポイントメイクなどはお手持ちのものを使えます。

 

①米国発のパワフルな「オバジゼオスキンヘルス」

洗顔や化粧水などの基礎化粧品がセットになったパワフルな18週間(約4か月半)の集中治療プログラム、米国発の「オバジゼオスキンヘルス」です。「オバジ」という名前で薬局などで販売されている化粧品とは違い、クリニックだけで取り扱いされる化粧品です。18週間治療を続けるので洗顔や化粧水など途中で買い足す必要があり、使い方にもよりますが18週間で80,000〜100,000円程度の費用がかかります。

 

②国産のマイルドな「リッシュブラン」

低刺激でマイルドな「リッシュブラン」リセルラボが開発した日本製のプログラムです。使い切りサイズで治療期間も2か月と手軽に始めやすいのが特長です。洗顔から日焼け止めまでの2か月分セットで46,548円(税込)、こちらもクリニックのみの取り扱いです。

 

次回は塗り薬治療後のメンテナンスについて説明します。

 

※トレチノインを使った治療は医師の処方と定期的な診察を受けることをおすすめします。

顔の“しみ”のクリニック金沢で受けるしみ治療

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一番多いのは「老人性色素斑 」

一番多いタイプの「しみ」は、「老人性色素斑 」という後天性の色素斑です。特徴は顔や手、腕など日に当たる部分にできること、形は円形に近く、平らでほとんどもり上がりがないこと、しみの境目がわりとはっきりしていることなどです。「老人性」という名前がついていますが、30代からみられます。治療方法にはレーザー治療と塗り薬を使った治療とがあります。

 

「しみ」のレーザー治療

レーザー治療は即効性がある非常に有効な治療法の一つです。

平らなしみ「老人性色素斑」に使われるレーザーの機種はQスイッチルビーレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、QスイッチYAGレーザーなどで、最近ではピコレーザーも話題となっています。

また、皮膚に貼り付いたように盛り上がっているしみは「脂漏性角化症」というイボの一種で、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を使った治療が有効です。

レーザー治療を受ける場合どの機器を使っているかはもちちろん重要ですが、下記3点を確認して治療を受けることをおすすめします。

①しみの種類を見分けそれぞれのレーザーの特徴をよく知る医師の診察が受けられること

②治療に関して十分な説明が受けられること

③アフターケアなど治療後の対応が万全であること

 

塗り薬を使った「老人性色素斑」の治療

塗り薬を使った治療の代表は、トレチノイン(レチノイン酸)とハイドロキノンの併用療法です。塗り薬というとマイルドなイメージですが、レーザーに匹敵するパワフルな治療です。トレチノインはターンオーバーを正常化して、今あるしみを薄くします。同時に使うハイドロキノンが新しいしみをできにくくします。自宅でおこなうために洗顔料や化粧水など基礎化粧品を組み合わせた製品もあります。老人性色素斑が3-4カ月程度で目立たなくなるとてもよい治療方法ですが、使用にあたっていくつかの注意点があるため医師の診察を受けながら行うことをおすすめします。

 

夏のしみ治療

紫外線の多い夏にしみの治療ができますか?という質問をよく受けます。

いくつか条件はありますが、夏でも治療は可能です。

まずは外に出ない日でも日焼け止めを毎日使うことが必須です。塗り薬の治療なら紫外線を多く浴びる日はトレチノインやハイドロキノンをお休みしてください。レーザー治療なら治療部位に紫外線を遮断するフィルムを貼ることで紫外線をブロックすることができます。ただし、日焼け止めもフィルムも汗をたくさんかくと取れやすいので、「外でのランニングを毎日したい」など日焼け対策が十分にできない方は日差しがやさしい季節になってから治療を始めるのが良いでしょう。

 

当院ではお一人おひとりのしみの状態や経過、これまで受けた治療や希望される治療についてよくお聞きしたうえで最適な治療方法を提案いたします。

次回はしみの塗り薬治療について詳しく説明します。