日帰り全身麻酔で受ける形成・美容外科治療

入院が不要で医療費も抑えることができる「日帰り全身麻酔」についてご案内します。

 

米国では1900年代初め頃に日帰り全身麻酔手術がはじめて行われ、いまでは多くの手術が日帰りで行われています。日本でも日帰り全身麻酔を受けられる施設が増えてきました。日帰りで受ける治療には多くのメリットがあります。

 

顔のクリニック金沢の日帰り全身麻酔手術

●外来診察から手術まで同じ医師・看護師が担当します。

●ねむっている間に手術がおわるため痛みの心配がありません。

●完全個室の回復室で他の患者さんへの気遣いが必要ありません。

●面倒な手続きや待ち時間がありません。

●入院や治療にかかる医療費を抑えることができます。

 

日帰り全身麻酔の流れ

1、前日

肺炎など全身麻酔の合併症をできるだけ減らすため、手術前に胃の中を空にしておく必要があります。通常は前日夜から食事、水分摂取が制限されます。詳しいスケジュールについては医師の指示に従ってください。

 

2、来院

予約の時間にご来院ください。安全のためご自身で運転しての来院は避けていただくようお願いしています。

 

3、術前診察

体調の確認、医師の診察、手術部位のマーキングをおこないます。

 

4、リカバリーへ

手術前の着替えやお手洗いなどをすませていただきます。

 

5、手術室へ

手術室に入ったら血圧、心電図、血中の酸素量をはかる機器をとりつけます。また、薬剤や水分を投与するための点滴をします。

 

6、全身麻酔・手術

マスクをあて酸素を吸入していただきます。点滴から麻酔薬が入ると眠くなります。麻酔で眠っている間は管を口の中に入れて呼吸を助けます。麻酔が安定したら手術をおこないます。

 

7、手術終了・覚醒

手術が終わったら麻酔をさまします。意識がはっきりとして呼吸が安定したら口のなかの管を抜きます。

 

8、リカバリー

血圧などが安定していることを確認したらリカバリー室のベッドにもどります。麻酔が完全にさめるまでベッドでゆっくり休憩していただきます。腫れをできるだけ少なくするためクーリングなどの処置を行います。

 

9、帰宅

麻酔の影響がなくなったことを確認してから帰宅の準備をします。帰宅後の注意事項などを担当看護師からご説明し、帰宅後につかっていただくお薬は院内でお渡しします。

 

 

安全な日帰り全身麻酔のために

安全に治療を受けていただくためガイドラインに沿った基準を設けています。患者様にはいくつかのお約束を守っていただくことが必要となりますことをご理解ください。

 

〈日帰り手術、3つの基準〉

①健康に日常生活を送られている方が対象です。

②下記に該当する方の手術はお引き受けできない場合があります。

・心筋梗塞・狭心症・不整脈・ペースメーカー装着中の方 ・脳塞栓・脳出血の既往のある方 ・高血圧症で治療中にもかかわらず血圧が140/90 以上ある方 ・糖尿病(インスリン治療中、またはHbA1c7.0 以上)の方 ・重度アレルギー反応(アナフィラキシーショックなど)の既往がある方

・喘息治療中の方

・人工透析中の方

・肝炎・肝硬変の方

・インターフェロン治療中(B 型C 型ウィルス性肝炎、悪性腫瘍、白血病)の方 ・抗凝固薬・抗血小板薬を内服している方

・睡眠時無呼吸症候群でCPAP治療中の方

・妊娠中の方

・70歳以上の方

③その他、医師が安全のため日帰り手術が難しいと判断した場合や、手術前検査の結果に問題があった場合には手術をお引き受けできないことがあります。

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〈当日帰宅いただくための3つの基準〉

①帰宅後にご家族などが付き添っていただけること

②ご家族の運転する車やタクシーを利用して来院、帰宅ができること

③当日の移動時間が1時間までであること

 

 

顎変形症で手術を受ける理由

顎変形症で手術を受ける理由

歯科矯正治療の進歩により、手術を受けなければ噛み合わせがあわないという方は今後ますます減少することでしょう。「噛み合わせをあわせるためだけの手術」は必要なくなりますし、それはそれで喜ばしいことです。

顎骨手術には、「歯科矯正治療」あるいは「噛み合わせをあわせるだけの手術」ではけっして得られることのない多くのメリットがあります。

その一つが「顔の見た目の改善」です。

 

顎骨手術による「顔の見た目の改善」

顎変形症治療で当院を受診される方の多くが、実は「以前に歯科矯正治療を受けていた」あるいは「外科手術を受けた」方々です。ご自身が治療を希望した「悩み」と歯科矯正あるいは手術治療の「治療ゴール」が共有されることなく、その結果、

 

「噛み合わせはあったけど何となく下顎の前突感が残っている」

 

「歯は綺麗にそろったけど口元全体の突出が残っている」

 

とお悩みの方はけっして少なくありません。

噛み合わせの治療が終了後も種々の整容的悩みをお持ちの方は、どうぞ当院でご相談下さい

自分の軟骨を用いる鼻形成術

いわゆる「鼻の整形手術」といえば、シリコンプロテーゼのイメージが一般的かもしれません。すらっとした鼻筋を通す手術として、シリコンインプラントによる隆鼻術は現在でも特にアジア諸国の多くの美容外科クリニックで行われている方法です。

利点:短時間で簡単に直線的な鼻背のラインが得られる。低価格。元に戻せる。

欠点:鼻背のラインがやや人工的に見える。異物感がある。感染や異物反応で露出することがある。L字型インプラントでは短鼻に変化することがある。

 

 

自分の軟骨を用いて行う鼻形成術は、鼻中隔軟骨や耳介軟骨、あるいは肋軟骨を使用して行います。鼻尖を前方に出したり、あるいは短鼻変形に対しては鼻尖から鼻柱にかけてを前下方へ延長することができます。また、シリコンインプラントのように隆鼻術に使用することもできます。手術は美容外科手術の中でも「最もチャレンジングで繊細な手術」ともいわれ、1mm以下の精度で軟骨の調整を繰り返し行うため通常数時間を要します。

利点:人工物を使用しない。眉間から鼻背、鼻尖、鼻柱にかけての自然な形態が得られる。

欠点:ダウンタイムが長い。特に修正手術においては術者は経験を要する。元に戻すことが困難なことがある。

どの治療法を選択するかも含め、鼻の手術は時間をかけて検討する必要があります。分からないことがあればどうぞクリニックでご相談ください。

自然な顔全体のバランスを考えた美容外科治療

 

目の左右差をそろえたい・・・

 

あごが出ているのを目立たなくしたい・・・

 

しわやたるみの少なかった以前の自分に・・・

 

 

1.それぞれの「こうなればいいな」に答えるために、

・気になっていることについて、まぶた輪郭など各部位を専門とする医師がくわしくお聞きします。

・ご希望をふまえて最適な治療を提案いたします。

 

2.自然な笑顔を引き出すために、

二重の幅歯の見え方など、顔には美しく自然に見えるバランスや基準があります。これらをもとに、強すぎる個性をおさえたり左右差をめだたなくすることで自然な笑顔を引き出す治療を心がけています。

・自然なバランスをこえた変化を希望される場合は、治療をお引き受けしないこともあります。

 

3.安心して治療をうけていただくために、

・当院で治療を受けられた方の写真や、ご自身の写真を使ったシミュレーションを提示しています。

(治療を受けたいと考えている方にお見せすることを承諾された方の写真を治療の説明に使わせていただいています。顔の一部だけの使用承諾をいただいている場合もあります。)

・治療にかかわる合併症、費用、回復までの期間などについて医師からていねいに説明します。

 

目指すのは顔全体が調和した自然な美しさです。

まぶたの手術、ダウンタイムと過ごし方

切開法重瞼術(二重まぶた)、上まぶたのたるみとり、上眼瞼形成術(ブレファロプラスティ)、睫毛内反症手術、眼瞼下垂症手術など、まぶたの二重の部分を切開する手術にはダウンタイムがあります。

(注:まぶたのたるみとりとして眉毛下で皮膚を切除する方法は術後のダウンタイムが短いので今回の内容はあてはまりません。)

 

・まぶたの腫れ

手術の日を1日目とした場合、2,3日目をピークとしてまぶたが腫れます。

術後1、2週間目までには80〜90%程度の腫れがひきます。

術後1か月たてば他の人から見て腫れていることがほとんどわからなくなる方がほとんどです。

個人差はありますが完全に腫れがひくのは術後数か月から半年頃です。

 

・ふたえの幅

ふたえの幅は腫れているうちは幅広く見えますが、腫れがひくとせまくなり見た目も自然になっていきます。ふたえの幅を広くした場合(目をつぶって測った幅が8〜10㎜程度)、腫れが長引くことがあります。

腫れかたに左右差があると、左右の二重の幅がちがって見えますが、腫れが落ち着けば左右差が目立たなくなっていきます。

1か月もすると最終的な二重の幅に近くなりますが、その後もわずかに幅が変化します。3か月たつとその後はあまり大きく変化しません。

 

・あざ

全員にあざがでるわけではありませんが、痛み止めの注射のときに血管に針が当たったり、手術中の出血が多いとあざが出やすくなります。抗凝固薬や抗血小板薬など血液をさらさらにする薬を飲んでいる方は特にあざが出やすくなりますが、そうでなくても出血しやすい体質の方もおられます。あざがでた場合には2週間ほど色が目立ちますが、傷のまわり以外ならコンシーラーで隠すことができます。打ち身でできるあざと同じなので、あとが残ることはありません。

 

・まぶたの傷あと

まぶたの「ふたえ」の線で切開した傷あとは、目を開けたとき二重の奥に折り込まれるため、それほど目立ちません。手術後5~7日頃に抜糸が終わると、しばらくは傷あとの赤みや茶色っぽい色素沈着がみられます。ふたえの線が食い込まないようにする方法で手術をしてもまぶたが腫れているとしばらくは傷あとがくぼんで見えることがあります。どちらも落ち着くまでに数か月~半年かかりますが、半年たてば傷あとは普通の「ふたえ」のラインと見分けがつかないくらいになります。

 

・ダウンタイムを短くするために自分でできる4つのこと

①安静

まぶたが心臓より高い位置にあるほうが腫れにくいので、術後はソファなどでリラックスした姿勢で休んでください。

②冷却

休んでいる間、目を閉じてまぶたに濡らしたガーゼなどをあて、その上から小さいタオルなどで包んだ保冷剤をのせ冷やしてください。凍傷になることがあるので保冷剤がじかに肌に当たらないよう注意してください。手術を受けた当日は、寝る前までできるだけまぶたを冷してください。翌日から3日目頃までは冷やしていた方が気持ちよい場合はときどき冷やしてもいいでしょう。ずっと冷やし続ける必要はありません。1週間もするとほぼ手術による炎症は治まりますので、冷やす必要はなくなります。

③血行をよくしすぎない

入浴や飲酒で血行がよくなりすぎるとまぶたが腫れやすくなりますので、術後1週間は軽いシャワー程度にして、飲酒は控えるのがよいでしょう。

④下向きを避ける

長い時間下を向いてスマートフォンなどを操作する、本を読む、うつぶせ寝などは最低でも術後1週間は避けてください。

 

・カモフラージュ法

ダウンタイムを乗り切るために役立つカモフラージュ法を提案します。

①メガネやサングラスを使う:

薄い色つきのサングラスや、普段メガネを使っていない方は度の入っていない伊達メガネでも効果的です。手術のしばらく前からサングラスやメガネを使い始めれば術後の腫れたまぶたを自然にカモフラージュすることができます。

②前髪をおろす:

長めの前髪で目元を隠すことができます。メガネと同じように手術の少し前から髪型を変えておけば、より自然に目元を隠すことができるかもしれません。

 

・まとめ

腫れが目立つのは1カ月程度です。

ふたえの幅が落ち着くのは1か月から3か月程度です。

あざが出た場合、目立つのは2週間程度です。

手術の影響が完全にとれるまでは数か月から半年程度かかります。

 

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