顔のクリニック金沢

COLUMN

コラム

茶色い「いぼ」を取り除いて若々しく

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顔や首の「しみ」や「いぼ」は治療を受けることで顔の印象が変わる代表格です。顔立ちが変わるわけではありませんが、疲れた感じ、老けた感じが取り除かれ清潔感のある若々しい印象がよみがえります。今回は「いぼ」の治療について説明します。

 

顔にできる茶色い「いぼ」

顔にできる茶色く盛り上がった「いぼ」は「脂漏性角化症」です。紫外線などの影響でできる皮膚の加齢現象です。平らな「しみ」とは違い、肌に張り付いたように盛り上がっているので指で触れるとわかります。表面がでこぼこしていたり、光沢があるのが特徴です。

 

首にできるたくさんのちいさな「いぼ」

首にできるちいさないぼは「アクロコルドン」と呼ばれています。大きさは数ミリ程度と小さいものが多いのですが、皮膚に張り付いてつまめないものから、皮膚から突起のように飛び出して着替えのときやネックレスなどに引っかかるようなものまであります。加齢現象のひとつですが若い方にできることもあり、多発することも少なくありません。

 

「脂漏性角化症」「アクロコルドン」の治療

「脂漏性角化症」と「アクロコルドン」はどちらも飲み薬、塗り薬では治りません。突起状で根本が細いものはハサミで除去しますが、張り付いたような形のいぼは炭酸ガスレーザーでの治療をおすすめしています。「アクロコルドン」は麻酔のいらない「液体窒素」を使って除去することもできますが、根本が残ったり色素沈着を起こす場合があること、麻酔よりも痛みが出る場合があることなどの理由から、より痛みが少なく、確実であとが目立ちにくいレーザー治療をおすすめしています。

顔や首の治療というと痛みを心配される方もいらっしゃいますが、クリーム状の麻酔を塗ってしばらく浸透を待ってから痛み止めをして、レーザーやハサミで除去し保護材を貼るだけです。

使用する保護材は「ハイドロコロイド被覆材」です。キズを治すのに適した潤った環境をつくり、皮ふが再生するのを促します。キズを乾燥から守り、かさぶたをつくらないのでキズあとが残りにくく、また、ホコリや化粧品などの付着も防いで痛みをやわらげてくれます。

冬は紫外線が少なく治療後の色素沈着を防ぎやすいだけでなく、汗をかきにくく、マスクや首元が隠れる服装で保護材を貼ったところを隠しやすいため治療を受けるにはとてもいい季節です。

 

費用

・いぼ(脂漏性角化症)、炭酸ガスレーザー治療 直径5㎜まで 1個あたり ¥5,000

(直径5㎜以上は1㎜ごとに+¥1,000)

・アクロコルドン 1個あたり ¥2,000 首全体 ¥80,000

・表面麻酔(クリーム状の麻酔、エムラクリーム)¥2,000

しみ治療後のレチノールを使ったスキンケア

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作用がトレチノインの1/100おだやかといわれるビタミンAの一種、「レチノール」を含む化粧品は、しみ治療後のメンテナンスや、「毛穴」や「くすみ」が気になる方に適しています。

 

海外では以前からレチノールがさまざまな化粧品に使われており、美容先進国である南アフリカ産の「エンビロン」はよく知られています。最近では「しわ」を改善する効果を謳った資生堂のレチノール化粧品のように日本製のものも見かけるようになりました。

 

当クリニックが化粧品メーカーと協同で開発した「MALIBU」のほか、数種類のスキンケアアイテムを用意し、好みのスキンケア方法にあわせてご案内しています。

「しみ」の塗り薬治療

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今回はしみの塗り薬を使った治療について詳しく説明します。

しみは紫外線の影響と年齢により皮膚のターンオーバー(再生)が遅くなることで目立ってきます。ビタミンAの一種である「トレチノイン(レチノイン酸)」は米国のFDAでにきびやしわへの効果が認められている塗り薬ですが、ビタミンAの作用でターンオーバーのスピードが回復すると肌のくすみやしみの改善が期待できます。

 

レーザーかトレチノインか?

当てはまる個数が多い方はどちらですか?

□色が濃くはっきりしたしみだけ治療したい

□定期的に通院ができない

□毎日のこまめなスキンケアが苦手

・・・レーザー治療をおすすめします。

 

□細かいしみがたくさんあってなんとかしたい

□色の薄いしみも気になる

□自分に合う化粧品を探している

・・・トレチノインを使った治療をおすすめします。

 

トレチノインの使い方

トレチノインの使い方には次の2つがあります。

・「しみ」の部分だけを治療する「東大式」プログラム

・顔全体を治療する「肌再生」プログラム

どちらの方法でもトレチノインを使いはじめると一時的に赤みやかさつきなどの反応が出ます。これはアレルギー反応ではなくトレチノインの作用によるもので、4〜6週で落ち着いてくることが多い症状です。色素沈着や新たなしみの発生を予防するための「ハイドロキノン」を併用します。ハイドロキノンのアレルギーで赤みが強く出る場合があり、心配な方にはプログラム開始前にパッチテストを行います。

 

「東大式」トレチノインプログラム

治療のために必要なものは「トレチノイン」、「ハイドロキノン」の2つです。洗顔や化粧水などの基礎化粧品はピーリング成分やアルコールなどを含まない低刺激のものを選んでください。効果を期待してたくさん塗りすぎたり、かさつきが気になって擦りすぎたりすると痛みなどの症状が出ることがあります。使い方に慣れるまでは少なめの量で開始し、定期的に診察を受けることをおすすめします。治療する範囲によって使用する薬の量が変わりますが、費用は10,000〜30,000円程度です。

 

顔全体を治療する肌再生プログラム

顔全体に使いやすいよう洗顔から日焼け止めまでの基礎化粧品がセットになっています。顔全体の細かいしみやくすみ、毛穴の開きなども気になる方には最適です。輸入品、国産品含めいくつかの製品がプログラムとして販売されています。治療中は基礎化粧品をすべてプログラムの化粧品に切り替えます。ファンデーションやポイントメイクなどはお手持ちのものを使えます。

 

①米国発のパワフルな「オバジゼオスキンヘルス」

洗顔や化粧水などの基礎化粧品がセットになったパワフルな18週間(約4か月半)の集中治療プログラム、米国発の「オバジゼオスキンヘルス」です。「オバジ」という名前で薬局などで販売されている化粧品とは別のもので、クリニックだけで取り扱いされる化粧品です。18週間治療を続けるので洗顔や化粧水など途中で買い足す必要があり、使い方にもよりますが18週間で80,000〜100,000円程度の費用がかかります。

 

②国産のマイルドな「リッシュブラン」

低刺激でマイルドな「リッシュブラン」リセルラボが開発した日本製のプログラムです。使い切りサイズで治療期間も2か月と手軽に始めやすいのが特長です。洗顔から日焼け止めまでの2か月分セットで46,548円(税込)、こちらもクリニック専売です。

 

次回は塗り薬治療後のメンテナンスについて説明します。

 

※トレチノインを使った治療は医師の処方と定期的な診察を受けることをおすすめします。