顔のクリニック金沢

COLUMN

コラム

切開法だからこそできる
自然なmixふたえ

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切開法でつくるmixふたえ

切開法だからこそできるのが自然なミックス型ふたえです

埋没法ではミックス型にできなかったまぶたでも、切開法なら可能な場合があります

ポイントはまぶたの形にあわせたデザインと目頭部分のつっぱりを目頭切開なしでゆるめる処理、くいこみなく自然に引き込まれる二重を作る術式、目頭側の「袋とじ縫合」など形成外科専門医の技術です

左右差も改善し、理想のふたえに

 

 

切開法の傷あとについて

まぶたにあるしわにあわせたデザイン、顕微鏡をつかった極細糸での精密な縫合などきずあとをめだたなくする技術をもちいることで傷あとは自然にできたしわのようにしかみえません

 

伏し目になったときもくい込みがなく、正面をみたときはしっかりと二重ラインができるのも形成外科専門医だからこその技術です

 

 

切開法のダウンタイムについて

埋没よりもダウンタイムはどうしても長くなりますが、自然で安定したとれないミックス型二重なら「顔のクリニック金沢」にご相談ください。

 

 

執筆・上記症例執刀医

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長

経歴:岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師

専門医資格等:

日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師

 

 

※合併症やリスク:薬剤のアレルギー、出血、感染・異物反応など

※費用について(自由診療)

●二重瞼全切開法 料金表を見る

注意:手術費用の他に局所麻酔検査費用(11000円)がかかります。局所麻酔、極細麻酔針(34G)、特殊糸(透明)を含む縫合糸、内服(腫れ予防2種類、痛み止め、化膿止め)、術後ケアセット(ガーゼ、目元用濡れコットン、冷却ジェル)、抜糸、術後半年までの再診料はすべて手術費用に含まれています。

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039

10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.

 

※厚生労働省のガイドラインに準拠して治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、術前・術後の写真やイラストを掲載しています。

 

 

比べて納得、切開ハムラと裏ハムラ

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□自分にあったくま取り施術がわからない

□方法がいろいろあって違いがよくわからない

□クリニックに行く前にある程度自分で知っておきたい

 

今回はくまとり手術のなかでも切開ハムラ(経皮法)と裏ハムラ(経結膜法)の違いに着目し、症例写真を比べながら解説します。

 

 

【比べて納得その①】ダウンタイムの違い

皮膚を切開する切開ハムラ(下眼瞼形成術、経皮法)と皮膚を切らない裏ハムラ(下眼瞼形成術、経結膜法)ではダウンタイムの経過が違ってきます。

皮膚を切開するほうがあとが目立つ期間が長くなります。

 

 

 

症例①50代女性、切開ハムラ(下眼瞼形成術、経皮法)

ダウンタイムの様子(上:術前、中:術後1週間、下:術後1か月)

※1か月目の頬の赤みはしみの治療(トレチノインハイドロキノン療法)によるものです。

●切開ハムラのダウンタイムについて

・腫れや内出血が目立つ期間は1〜2週間程度です。

・腫れを予防するため希望される方には2〜3日目の下にテーピングをおこないます。

・マツゲのきわの皮膚を切開するため傷あとの赤みが数か月から半年みられます。

・傷あとは半年程度でほとんどわからない程度におちつきます。

症例①手術前後の比較(上:術前、下:術後6か月)

 

 

 

 

症例②30代女性、裏ハムラ(下眼瞼形成術、経結膜法)

ダウンタイムの様子(上:術前、中:術後1週間、下:術後1か月)

●裏ハムラのダウンタイム

・腫れや内出血が目立つ期間は3〜10日程度です。

・腫れを予防するため希望される方には2〜3日目の下にテーピングをおこないます。

・すべて裏側の結膜切開からおこなう《内固定法》のため、皮膚に傷はありません。

・脂肪の固定は内固定(裏側の切開からおこなう)ため、直後に皮膚から糸が出ていたりすることもありません。

症例②手術前後の比較(上:術前、下:術後6か月)

 

 

 

《豆知識》裏ハムラと全身麻酔

裏ハムラの最大のポイントは皮膚のひっかかりになっているリガメントを確実にはずす《ティアトラフリリース》をおこなうことです。《ティアトラフリリース》が不十分になってしまうと、くまの影がのこってしまいます。

顔のクリニック金沢ではまぶたの裏の小さな切開から確実に靱帯をリリースするために《高周波メス》をつかったリリース法を採用しています。高周波メスによるリリースは局部麻酔だけではどうしても痛みを感じてしまうことが多いため、全身麻酔での施術をおすすめしています。全身麻酔には痛みによる血圧上昇をおさえて腫れや内出血を少なくするというメリットもあります。

全身麻酔については麻酔科専門医による日帰りで体への負担が少ない《全静脈麻酔(TIVA)》という麻酔法を採用しています。《静脈麻酔》のデメリットであった眠りの深さの個人差をなくすため、脳波を測定しながら麻酔薬を最小限にコントロールしています。これによりいやな夢をみる、途中で目がさめる、呼吸が止まってしまうなどのリスクなく安全・安心に手術をうけることができます。

 

 

 

 

【比べて納得その②】ふくらみの大きさ

ふくらみが大きい「バギーアイタイプ」には切開ハムラをおすすめしています。大きくふくらむことで皮膚が伸ばされてしまい、ふくらみを移動させたあとのたるみ感が目立ってしまうためです。

 

 

症例③50代女性、切開ハムラ(下眼瞼形成術、経皮法)

上:術前、下:術後6か月

ふくらみのやや大きい目袋(バギーアイ)でした。皮膚を切開してのびた皮膚を取り除くことでハリのある目の下になっています。

 

 

症例④30代女性、裏ハムラ(下眼瞼形成術、経結膜法)

上:術前、下:術後6か月

30〜40代でふくらみがそれほど大きくないタイプであれば皮膚を切らない裏ハムラをおすすめします。

 

 

 

 

 

【比べて納得その③】肌のハリと質感

ふくらみが中くらいのタイプで、ダウンタイムを軽くすませるために裏ハムラをトライしてみることは可能です。ただし、手術前より目の下のハリが低下し、小じわが気になる可能性があります。

 

 

症例⑤40代後半女性、裏ハムラ(下眼瞼形成術、経結膜法)

上:術前、下:術後6か月

手術前に比べると目の下の皮膚のハリが低下し、小じわが目立っています。気になる場合はピーリングやレーザーなど肌のハリを改善する追加の治療を受けることが可能です。「小じわは気になるけどあとから追加の治療をできればしたくない」という場合ははじめから切開ハムラのほうがよいかもしれません。担当医とよく相談して決めることをおすすめします。

 

 

症例⑤40代後半女性、裏ハムラ(下眼瞼形成術、経結膜法)

上:術前、下:術後6か月

同じ年代でふくらみが中くらいのタイプであっても、肌の質感がそれほど変化しないことがあります。小じわが術後に目立つかどうかを手術前に正確に予想することは難しいため、どうしても裏ハムラで、という場合には小じわが目立ったときにどうするかも考えて受ける必要があります。

 

 

 

 

 

 

執筆・上記症例の執刀医

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長

経歴:

岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師

専門医資格等:

日本形成外科学会 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師

 

 

※合併症やリスク:薬剤のアレルギー、出血、感染・異物反応、眼瞼変形、結膜炎など

※費用について(自由診療)

下眼瞼形成術 ●料金表をみる

経結膜法(裏ハムラ)の場合は安全で確実な治療をうけていただくために全身麻酔での治療をおすすめしています。全身麻酔の場合は体への負担がすくない麻酔法である《全静脈麻酔(TIVA)》の費用と全身麻酔術前検査(日帰り入院管理料を含む)がかかります。

費用の見積を希望される場合は診察のご予約をおとりください。現在の状態、ご希望を確認したうえで手術方法を決定し、見積をおわたしいたします。

 

 

 

お問い合わせ・ご予約

TEL 076-239-0039

10:00 a.m. ~ 18:00 p.m.

 

※費用はすべて消費税込みで表示しています。

※厚生労働省のガイドラインに準拠して治療の詳しい内容、費用、合併症等を記載したうえで、術前・術後の写真やイラストを掲載しています。

 

 

保険適用と自由診療の《眼瞼下垂手術》で注意すべき5つのポイント

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まぶたの手術は保険診療でも自然に美しく仕上げることは当然のことです。

 

「Form follows function(形態は機能に従う)」という言葉がひろく知られているように「機能を追及すればおのずと形も美しくなる」ためです。

 

では、なぜ保険適用になる場合とならない場合があるのでしょうか?

 

 

 

 

保険適用と自由診療のちがい

一般に保険適用は医学的な必要性にもとづいて治療方針が決められるため、治療内容に制限があるかわりに費用は健康保険で一部がカバーされるため安価に治療が受けられます。

一方、自由診療ではとくに外見、美容的な面においての自由度が高い点が最大のメリットです。

このコラムでは保険適用と自由診療の《眼瞼下垂手術》で注意すべき5つのポイントについて説明します。

 

 

 

 

 

《眼瞼下垂手術》で注意すべき5つのポイント

1.まぶたがどれくらい下がっているか?

2.ふたえの幅、形の希望はあるか?

3.まぶたのたるみは気になるか?

4.黒目の見え方にこだわりがあるか?

5.希望通りの形にならなかった場合の修正について

 

 

 

 

 

1.まぶたがどれくらい下がっているか?

保険適用となる条件は「まぶたが開けにくいために日常生活に支障があること」「まぶたが下がって視野が狭くなっていること」です。

このため中等度・重度の眼瞼下垂が保険適用の対象となります。視野に影響のない軽度の眼瞼下垂は保険適用となりません。

 

 

 

2.ふたえの幅、形の希望はあるか?

自由診療では「希望に応じた」二重の幅、形のデザインが可能です。

もともとひとえ、二重の幅が狭くなった、三重になっている、左右差があるなどの理由で二重の形や幅を整えたい場合は自由診療となります。ポイントは「希望に応じた」という部分です。また、もともと一重まぶたの場合は眼瞼下垂手術をすることで二重の線が入ることは避けられません。

保険適用では希望に応じて幅や形を変えることはないため、多くの外科医は見た目が大きく変わりすぎないようにすることが多いようです。

 

 

 

 

3.まぶたのたるみは気になるか?

まぶたのたるみとりをしたいという希望がある場合は保険適用になりません。あくまで目の開きを改善して視野を広げる手術であるため、視野に入るほどの重度のたるみでなければ治療の対象になりません。また、重度のたるみであっても美容的な改善を目的としているわけではないため、視野に入らない最小限のたるみ取りとなります。

保険適用であってもカウンセリングや整容性を重視していることを強調して美容的な効果が得られることをアピールしているクリニックも少なくありませんが、保険診療のついでに安易なたるみ取りをされてしまった結果、不自然な見た目になったり左右差、つっぱり感などで悩んでいる方が多いのも実情です。

 

 

 

 

4.黒目の見え方にこだわりがあるか?

自由診療では「希望に応じた」黒目の見え方の調整が可能です。

保険適用では視野が十分確保できることをゴールにします。どれくらい黒目が見えるようになるかはもともとのまぶたの筋力や担当する外科医の考え方によります。

一方、自由診療では黒目がどれくらい見えるようにしたいかだけでなく、まぶたのカーブの形まで希望に応じた調整が可能です。手術中に体を起こした状態で写真撮影をおこない、希望の黒目の見え方になるまで時間をかけて丁寧に調整していきます。

 

 

 

 

5.希望通りの形にならなかった場合の修正について

自由診療では「希望に応じた」修正手術に対応している施設がほとんどです。

自由診療では二重の幅、形、たるみの残存、黒目の見え方、左右差などあらゆる修正が可能です。

保険適用では視野がさえぎられている中等度以上の下垂に対してのみ再手術が可能で、左右差などを理由に保険適用での修正を受けることはできません。保険適用にならない範囲の修正を希望される場合は自由診療となります。

 

 

 

 

まとめ

・保険適用と自由診療の《眼瞼下垂手術》で注意すべき5つのポイントについて説明しました。

・中等度以上の眼瞼下垂があって美容的に気になる点がなければ保険適用手術が適しているといえます。

・二重の幅やたるみとりなど美容的な希望がひとつでもあるようなら自由診療をおすすめします。

 

 

 

 

顔のクリニック金沢の《眼瞼下垂手術》

顔のクリニック金沢では経験豊富な《形成外科専門医》《美容外科専門医(JSAPS)》顕微鏡をつかって精密な手術をおこなう《マイクロサージャリー》の技術を駆使して手術をおこなっています

手術には高周波メスを使うことで出血は最小限にすることができます。これにより腫れや内出血がでにくく、ダウンタイムも最小限となります

保険適用の手術で思った結果が得られなかった患者様もぜひご相談ください。

※保険適用での治療にも対応しています。希望される場合は予約の際にお申し出ください。

 

 

 

 

 

 

執筆

山下 明子 医師
YAMASHITA, Akiko

顔のクリニック金沢 院長

経歴:岐阜県出身
平成15年 富山医科薬科大学(現富山大学)医学部卒業
同年 金沢医科大学形成外科入局
平成18年 産業医科大学形成外科留学
平成26年 金沢大学皮膚科形成外科診療班
平成29年 顔のクリニック金沢専任医師

形成外科 専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 専門医
金沢医科大学形成外科学 非常勤講師