《顕微鏡》を使ったまぶたの手術
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私が手術をはじめた頃はまだほとんどの医師が裸眼で手術を行っていました。数年たった頃から《手術用ルーペ》を使うようになり、術野の鮮明さに驚いたことが昨日のことのようです。今では多くのまぶたの手術を《手術用顕微鏡》をつかって行っています。
顕微鏡をつかったまぶたの手術をすすめてくださったのは高名な形成・美容外科医である札幌の蘇春堂形成外科、野平久仁彦先生でした。実は顕微鏡を手術いち早く採用していたのは眼科のドクターでした。最近では形成外科や美容外科でも使うようになった先生が増えているようです。
《手術用顕微鏡》をつかうことで小さいものが大きく見えるだけでなく、こまかいところまで立体的に見えるため、より精密な手術ができます。肉眼や《手術用ルーペ》でも見えていなかった血管や筋肉、膜構造などがまさに手に取るように見えるため安心して確実に手術をすすめることができます。結果としてごくほそい血管までしっかりと止血されるため、出血や腫れ、内出血を最小限にすることができます。
手術をする医師、手術を受ける患者さん、どちらにとっても顕微鏡はまぶたの治療にかかせない大切な道具です。
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