目の下のくまやふくらみ
目の下のくま、ふくらみ、たるみは、《バギーアイ(baggy eyelid)》とよばれる現象です。目元の若々しさの象徴である《涙袋》に対して、やつれた感じ、つかれた印象を与えることがあります。女性だけでなく男性にも多い目元の悩みです。
バギーアイの原因
《バギーアイ》は眼球のまわりにある《眼窩脂肪(がんかしぼう)》がせり出してくることで起こります。脂肪をささえているさまざまな組織の弾力が変化するためと考えられています。
ふくらみの下にハの字や半円状の《tear trough 》とよばれる涙が流れる溝という意味のくぼみがあることも多く、ふくらみとくぼみのコントラストによって凹凸が目立つ原因になっています。
手軽に受けられるヒアルロン酸治療
手軽に受けられる《ヒアルロン酸》治療では、くぼみの周囲にジェル状のヒアルロン酸を注入してくまを目立たなくします。多少ふくらみやくまがわかる程度にとどめておくのが自然にみえるポイントです。
ヒアルロン酸は通常1本あたり1mlの製剤が多いため、目の下だけでは余りがでてしまうことがほとんどです。ご希望があれば、同じ製剤をつかって効果的に治療できる注入部位(唇、目の上など)をご提案します。
関連コラム:目の下のくま、手術以外の治療
本格的に治療するなら
眼球のまわりにある《眼窩脂肪》をくぼみの部分に移動させる《下眼瞼形成術(=眼窩脂肪移動)》でふくらみを平らに整えます。
お肌にハリがあってたるみが目立たないようなら皮膚を切らずにまぶたの裏側から手術が可能です(いわゆる裏ハムラ)。
皮膚のたるみがあれば皮膚を切開する《ハムラ法》でたるみも除去できます。目の下の傷あとはしばらく赤みなどがわかりますが半年もすると目立たなくなります。
より若々しいフェイスライン、頬の形を希望される場合は《脂肪注入》を同時におこなうことでより自然に頬やフェイスラインを整える方法もあります。
どちらも日帰りで受けることのできる治療です。
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